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初めて人材採用・求人募集をする方へ!良い人材を集めるための方法とコツを解説

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このコラムでは、初めて人材採用を行う経営者・採用担当者向けに、採用計画~募集までの流れとコツをまとめています。採用を成功させるために、ぜひ参考にしてみてください。 

求人募集をかける前に、まずは「採用計画」を立てる 

「急に人が辞めて困っている」「人手が足りないので即戦力が欲しい」と、場当たり的に希望条件だけを並べて募集をかけても、良い人材は集まりません。
人材採用では、あらかじめ戦略を立てて準備に時間をかけることで、良い結果を得ることができます。

では、どのようなステップを踏んで準備を進めていくとよいでしょうか。

まず経営方針や事業戦略をもとに、会社として求める人物像を設定していきます。
ここでポイントなのは、必要なスキルや経験を挙げるだけでなく、自社にマッチする人物像のペルソナ設定をすることです。
その段階を経て、最適な採用人数や予算を考え出していきます。
このような採用計画の立て方については、過去にアップした記事に有益な情報をまとめているのでぜひ参照ください。
(参考:採用計画を立てて効果的な求人募集をするためのポイント

採用計画を立てることにより、会社の課題や社員の状況について理解が深まるため、急な人の動きなどにも慌てず対応することができるようになります。

ここまでが準備できたら、ようやく実際の求人募集へと進むことができます。 

求人の募集方法とそれぞれの特徴 

求人募集をかけるには様々な方法があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。一般的に広く利用されている方法をいくつか紹介していきます。

WEB求人広告 

求職者の中でも、自ら求人を探すアクティブユーザーが多いのがWEB求人広告です。WEB求人広告のサイトには、大きく2つのタイプがあります。

 

①求人検索エンジン

近年注目を集め、飛躍的にユーザー数を伸ばしているのがIndeedに代表される求人検索エンジンです。勤務地や希望条件で検索をかけることで、インターネット上のあらゆる求人情報にリーチできる、非常にユーザビリティの高いサービスとなっています。

求人掲載に期間の取り決めはなく、プランの無料・有料が選べるなど利用方法のカスタマイズができるため、企業にとっても掲載メリットが大きいことが特徴です。
求人検索エンジンは、費用対効果が高く、利用も簡単なので、採用が初めての企業には最適の求人方法だといえます。特に、利用者数が多く、知名度も高いIndeedから始めてみることをお勧めします。

費用:無料(クリック課金型の有料広告も出稿可能)

 

②求人広告サイト

求人広告に特化したWEBサイトで、求職活動中のユーザーが多く訪問・登録をしています。企画の大きさと表示順位によって広告費が設定されていて、掲載期間もあらかじめ決まっています。何名採用しても掲載料金に変更はないため、複数名を採用したいという場合にはリーズナブルな採用方法です。しかし、逆に結果が出なかったとしても、広告費の支払いが発生するというデメリットもあります。

費用:4週間の掲載につき30~100万円程 

人材紹介

人材紹介会社が、求職者と求人企業それぞれに希望条件をヒアリングして、マッチングを図る人材サービスです。採用が成立するまで費用が発生しないため、無駄なコストを抑えることができます。しかし、1名採用するごとに年収のおよそ30~40%(年収400万円の人なら120~160万円)の手数料が発生するため、複数名の採用には向いていません。人材紹介を利用する求職者は、採用活動にあまり時間が取れない在職中の人が多い傾向にあります。

費用:成功報酬制のため、採用成立時に年収の30~40%

人材派遣

人手不足や、即戦力にすぐ来て欲しいという場合に有効なのが、人材派遣です。
派遣会社に希望条件をオーダーすると、登録するスタッフの中から条件に合致する人材を速やかに派遣してくれます。人材派遣で働くスタッフは、派遣会社と雇用契約を結んでおり、直接雇用するわけではないことがポイントです。
長期にわたる活躍を期待するのではなく、スポット的に人を確保したいという場合に向いた採用方法です。

費用:平均24,461円(8時間換算)

ハローワーク(公共職業安定所)

「国民に安定した雇用機会を確保すること」を目的として、全国500ヶ所以上に設置された行政機関です。雇用に関する様々なサービスを無料で提供しており、企業が求人を公開することができるのもそのうちの一つです。現在はインターネットで求人を閲覧・申し込みすることもできるようになっています。
全国で年間約450万人が利用していますが、利用者層が幅広く、他の求人方法に比べると平均年齢が高い傾向にあります。

費用:無料

転職イベント

東京や大阪をはじめ、全国の主要都市で開催されている合同企業説明会です。
応募前に、採用担当者と求職者が直接対話することができる、唯一の採用方法です。
場合によっては、面接の約束をその場で取り付けることができます。出店にはイベント開催元への申し込みが必要となり、開催地やブースの大きさによって料金は異なります。出店に向けての準備や1日拘束されるという点ではかなりの労力がかかりますが、求職者にリアルな雰囲気を伝えることができる採用方法です。

費用:50~70万円

求人を出す上で押さえておくべきポイント

求人募集の方法が決まったら、いよいよ募集を始めていきましょう。求人を出す際には、次のポイントを押さえてみてください。

競合分析をする 

求人募集を始める際には、前もって競合の状況を知り、他社との差別化を図る対策が必要です。採用競争でライバルとなるのは、同じ業界の企業とは限りません。異業種企業であっても、同じ条件で人材を探していれば、競合になり得るのが採用市場です。例えば、ITの知識や経験を有するエンジニアは様々な企業からの採用ニーズがありますが、求職者全体から見て母数が少ないため採用難易度が高いです。競合企業の動向を知った上で、他にはない自社の強みやアピールポイントを持っていなければ、希望人材に選んでもらうことは難しくなります。

企業側の理想を盛り込みすぎない

人材募集に慣れていない方が行ってしまいがちなのが、企業の理想や理念を求職者に伝えたいという思いが強すぎて、それを求人の全面に打ち出してしまうパターンです。求人の内容が、次のような情報で占めていないでしょうか。

 

・会社や事業の説明に終始してしまっている

→募集している業務についての記載が少ない

・経営者からのメッセージ性が強い

→実際に働く現場のスタッフが見えにくい

・応募資格にたくさんの必須条件を求める

→ハードルが高く、応募に至らない

 

企業側の求める理想ばかりが押し出されていると、求職者は自分が働く姿を想像しにくくなってしまいます。求人募集の段階では、まず仕事や企業に興味を持ってもらうことが大切です。求職者目線に立った内容にフォーカスしていきましょう。

求職者ファーストを心掛ける

求職者にとって必要な情報をしっかり提供することで、働くメリットを感じてもらうことができます。仕事内容はもちろん、勤務条件や待遇といった項目は、できるだけ具体的なイメージが伝わるように記載します。

 

記載例)

・給与面の詳細が書かれている(残業代や賞与の支給額など) 

・スタッフや職場の雰囲気がわかる写真を掲載している

・採用ターゲットに近い人物の社員インタビューがある

 

Indeedの掲載求人をみても、ユーザー視点での良い求人が、Indeedからの評価も高くなることがSEO傾向にも表れています。求職者ファーストを心がけた求人に、結果として応募も集まりやすくなるのです。 

 

以上3つのポイントをお伝えしましたが、これらの条件を自社でクリアしていくには、採用分野における様々な知見が必要となります。アクセルパートナーズでは求人広告のプロとして、忙しい採用担当者様の代わりとなって上記をもとに原稿作成を行っています。自社の負担をアウトソースしながら採用を成功させることができるので、採用パートナーを持つこともぜひご検討ください。 

まとめ

今回は、初めて人材採用を行う方向けに、求人の出し方のポイントやコツをお伝えしました。組織を強化するためにも、採用は欠かせない企業としての活動です。この記事を参考にしていただきたいことはもちろんですが、自社の採用活動に伴走してくれる支援企業を探すこともお勧めです。

アクセルパートナーズはIndeedの認定パートナーとして様々な事業者様のIndeed運用代行をしています。広告費10万円~+運用費20%から承っています。 弊社では10年以上の運用型広告のノウハウを活かして、求人原稿を上位表示させるためにPDCAサイクルを回しております。 「求人を上位表示させたい。」「Indeedを使いたいけどうまく運用できるか不安…」というご相談も承っております。お気軽にお問い合わせください。

   

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この記事の監修

アクセルパートナーズ 代表取締役二宮圭吾

中小企業診断士
株式会社アクセルパートナーズ代表取締役 二宮圭吾

WEBマーケティング歴15年、リスティング・SEO・indeed等のWEBコンサルティング300社以上支援。
運用型広告の知見と経営者として自社の採用に携わっている経験を元に様々な業種の採用改善に携わる。

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