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女性起業家の支援体制 必見!経済産業省の支援ノウハウ集

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『女性起業家支援ノウハウ集』(PDF形式:8,825KB)にまとめています。 (出所:経済産業省) 女性起業支援・キャリア支援にたずさわる方の、課題解決に活用できるようです。 早速、ご紹介していきます。  

1.女性起業フェーズ

女性起業家を支援する過程においては、「起業準備段階」よりももっと前の「企業を決意・準備し始める前の段階」から、起業間もない起業家(5年程度)までを、支援対象の「起業フェーズ」と捉えています。 【フェーズ0】 起業は私にもできるものか。 まずは情報集めからスタートし、一歩踏み出す。 【フェーズ1】 起業してみたいという想いがあるけど、何からどう始めたらよいか知りたい。 【フェーズ2】 「企業に向けて一歩ずつ準備」 まずはいろいろ学びたい。必要な支援・環境を整えたい。 ↓ 事業プランをつくってみる。起業に向けて準備をしたい。 【フェーズ3】 「わたしらしく事業をしていく」 起業から1年未満 スタートアップ ↓ 起業から3年から5年 (出所:経済産業省)  

2.女性起業家支援の課題と連携支援体制

女性特有の起業に関する課題は、【フェーズ0・1】に多く存在しています。しかし、従来の支援は、【フェーズ2】以降に集中していました。 そこで、地域ネットワークを通じて、【フェーズ0・1】の体制強化をおこない、あわせて情報収集機会の提供や、起業準備を希望する女性に対しては多様なニーズ・課題に応じた支援をしています。 (出所:経済産業省)  

3.女性起業家支援の特徴と重要性

1)ライフイベントと働き方の自由度

近年、仕事と育児を両立できる働き方が広がっています。しかし、働く女性にとって、ライフイベントとの両立が課題に。そこで、働き方の選択肢の1つとして、「起業」は有効な手段になっています。 女性は、結婚・出産・子育てを機に「働き方の自由度」が下がるケースが多く、子どもの成長とともに自由度は回復するものの、家族の介護等で再び自由度が下がるケースもあります。  

2)働き方の選択肢としての起業

女性はライフイベントにより、働き方の自由度が大きく変わるため、「起業」が働き方の選択肢になります。 起業は、家族の都合にあわせて働くことが可能になったり、自分の好きなことが仕事にできて、働き方も自分で決められるため、仕事と家庭の両立がしやすくなります。  

3)女性起業の意義

女性の起業は、スタート時期は事業規模が小さくても、自らの経験を踏まえて課題を解決する「新たな事業」を生みだしたり、独自の目線で「新たな価値」を創りだす特徴があります。 それにより、地域や社会問題を解決したり、地域資源などを活用した「新たな商品・サービス」を生みだすなど、地域や経済の活性化につながります。  

4)女性起業家支援の特徴と重要性

一方で、起業を希望する女性は多いとはいえません。 また、起業希望者が起業準備に着手しない理由として、「自分のやりたいことをどう事業化したらいいかわからない」と回答する女性が、男性にくらべ2倍以上おり、女性は「起業」が選択肢にない可能性があります。 さらに、「起業時の課題」として、「経営に関する知識・ノウハウ不足」や「事業に必要な専門知識・ノウハウ不足」があげられます。理由は、就業経験年数の短さにより、経営や事業に関する知識や経験を得る機会が少なく、それらの助言者に出会う機会が乏しいためです。 加えて、「家事・育児・介護との両立」もあげられます。 こういった女性の背景にある様々な事情等の特徴をふまえて、支援を行うことが重要です。  

4.まとめ

この先の具体的な支援方法が、『女性起業家支援ノウハウ集』(PDF形式:8,825KB)に掲載されています。 ご興味を持たれたかたは、ぜひ続きを読んでみてくださいね。 また、経済産業省のホームページはこちら 周囲でも、子育て中の女性が自由度の高い働き方を求めて、起業も視野にいれている話を聞きます。 女性が子育てしながら働ける環境をつくることが、少子化対策にもつながるとおもいます。このような支援がより一層広がるといいですね。  ]]>

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この記事の監修

アクセルパートナーズ 代表取締役二宮圭吾

中小企業診断士
株式会社アクセルパートナーズ代表取締役 二宮圭吾

WEBマーケティング歴15年、リスティング・SEO・indeed等のWEBコンサルティング300社以上支援。
事業再構築補助金、ものづくり補助金、IT導入補助金等、補助金採択実績300件超。
中小企業診断士向けの120名以上が参加する有料勉強会主催。

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