ホーム > 補助金コラム一覧

失敗しない!持続化補助金を売り上げUPに繋げるSNS有効活用戦略

  •  
    公開日:

この記事のまとめ

 

今回は、「持続化補助金で売り上げアップに繋げるSNS戦略」についてご紹介しました。
はじめに持続化補助金について簡単におさらいし、この補助金はHPをリニューアルするだけなどでは大抵失敗してしまうかも!?という内容から、ではどう使うのがおすすめかという流れになっています。

 

こんにちは!
アクセルパートナーズのスタッフ桜井です。

小規模事業者持続化補助金(以下:持続化補助金)という補助金を聞いたことがある、という事業者さんは多いのではないでしょうか?

今回は社長の二宮さんに「持続化補助金は大体失敗する!?」をテーマに話を聞いてきました。
何をどうやれば補助金を使って売り上げアップに繋がるのか、という内容になっていますので、ぜひ補助金申請を検討している事業者さんに読んでいただきたいです!

(編集:桜井ゆかこ)

持続化補助金を簡単におさらい

本題の「補助金を使って何をどうやれば売り上げアップに繋がるのか」に入る前に、まずは簡単に持続化補助金とはどんな制度かおさらいしましょう!

持続化補助金とは?

 

ここで解説するのは「小規模事業者持続化補助金<一般型>」のことです。この補助金は、小規模事業者の地道な販路開拓や販売促進を支援する補助金制度です。

 

補助率:補助対象経費の3分の2以内
補助上限額:50万円

 

販路拡大のためのホームページの作成・改良、店舗の改装、チラシの作成、広告掲載、設備投資など幅広い範囲のものが補助対象となっています。

詳しくはこちらの記事をどうぞ。2021年のスケジュールをはじめ、持続化補助金に関する情報や解説をまとめています。

【2021年】小規模事業者持続化補助金の応募受付締切スケジュール

この補助金、おさらいした通り、HPの作成や改修、あとはリスティング広告のような宣伝費用にも使えるんですよね。

でもちょっと待ってください!
実は、
・HPをリニューアルする
・リスティング広告の費用に充てる
・SNS広告を出す
など、ただ単体の施策に使うような形では大抵失敗してしまうんですよ。

え?せっかく手間をかけて申請したのにですか?

HPをつくるにしても、リスティング広告をかけるにしても、そもそも商品が売れなければ意味ないですよね。SNS広告を出すにしたって、持っているアカウントの運営に力を入れていないとなかなか効果は出ません。
本当にやるべきなのは、補助金を使って集客の導線となる仕掛けを設置することなんです。

主にBtoC向け!持続化補助金で売り上げアップできるSNS戦略

まずは、
・HPをリニューアルする
・リスティング広告の費用に充てる
・SNS広告を出す
など単体の施策では、結果が出ないかもしれない点について聞かせてください。

以前、コラムの「中小企業の自社HPへアクセス数が増える短期と長期の方法」で話した内容のなかでも出てきますが、例えば、HPのリニューアルは、長期的な施策にあてはまるんですよね。

https://www.listing-partners.com/column/hp-access-increase/#%E9%95%B7%E6%9C%9F%E3%81%A7%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9%E6%95%B0%E3%82%92%E5%A2%97%E3%82%84%E3%81%99%E6%96%BD%E7%AD%96(%E5%8D%8A%E5%B9%B4%EF%BD%9E1%E5%B9%B4%E4%BB%A5%E4%B8%8A)

HPのリニューアルが集客や売り上げUPに即繋がらない訳

自然検索で上位表示されるのには時間がかかります。ただHPを新しくしただけで、訪問する数が目に見えて増加することは稀なのです。
HPを新しくした場合、SNSなど多くの人の目に触れる場で露出し、流入経路を確保するなどの施策を行うことで、早期の訪問数増加に繋げることが可能となります。

そのため、特に路面店などをもつBtoCの場合、HPのリニューアルにお金をかけるよりも、SNSで拡散される仕掛けを補助金で作ったほうが早く効果が出やすいです。
拡散される仕掛けは、直接売り上げUPに繋がる導線が作れるのでおすすめです。

例えば、飲食店ならSNSで拡散されることを意識したスポット、看板、仕掛け、パッケージの開発へ補助金を投入することですね。

補助金を使うのにおすすめ!拡散されるものの開発

個人的に、売り上げアップに繋がる鍵となるツールはInstagram(インスタグラム)、Googleマップなどの口コミだと思っています。Twitterも、ものによっては爆発的な拡散力がありますね。

そのうえで持続化補助金の使い道としておすすめなのが、SNS映えインスタスポットになるような看板や仕掛けや、みんなが拡散したくなるようなお洒落なパッケージデザインやメニューの開発などにお金を使い、お客様に拡散してもらえるようにすることです。

SNS映えスポットに行列!といったようなニュース、ここ近年でよく聞くようになったと思います。また、おしゃれなコースターやコップは写真に撮りたくなるし、「こんな素敵な場所で時間を過ごした」ということをインスタグラムに載せたくなる人は結構多いです。

ただし、拡散してほしいものを作っただけでは投稿してくれないことも多いので、その場合は、投稿を促すような仕組みやチラシを取り入れることも重要です。

口コミや投稿を促す施策の例

 

指定ハッシュタグと写真投稿で~円引き
指定ハッシュタグと写真投稿でちょっとしたプレゼント
指定ハッシュタグと写真投稿で今回(次回)使えるクーポンプレゼント
指定ハッシュタグと写真投稿で~名様にグッズの抽選プレゼント

ハッシュタグは共通のものを作ることで、検索結果を統一できます。英語読み・カタカナ読み・略語など分散してしまうとハッシュタグでの検索でお店を探している人にうまく表示されないことがあるので、注意が必要です。

確かに私も、洒落たカフェに行きたいな~と思ったときはネット検索よりも、Googleマップかインスタグラムで検索します。インスタの場合は、「#カフェ地域名」とかで検索するといい感じの店が出てくるんですよね。
あとインスタだと、検索したときパッと写真で商品を見られるので、気持ちが惹かれやすい印象があります。

SNSで口コミしてもらえるお店になるおすすめの方法

拡散されることを意識した仕掛け・パッケージといわれても、実際、自分の店にあったものをどう考えていけばいいか分からないと戸惑うかもしれません。

そこで、おすすめの方法が「真似する先を探す」です。
SNSを意識した仕掛けは、観光地の取り組みが特に進んでいる傾向があります。
沖縄・北海道・京都・その他の観光地でうまくいってる事例を探して良いところをとにかく真似すると、商圏エリアで頭一つ抜けた存在になれるかもしれません。
ただし、参考にする事例は、近隣だとやはり角がたってしまうので、遠方での事例を良いとこどりして、拡散の仕掛けを作ってみるのをおすすめします。

今の時代、ただ補助金を広告宣伝費に投入するより、拡散したくなるような仕掛けに使った方が、効果的に宣伝できておすすめです。
ぜひ、“映える”コンテンツ、考えてみてください!

まとめ

今回のまとめ

 

今回は、「持続化補助金で売り上げアップに繋げるSNS戦略」についてご紹介しました。
はじめに持続化補助金について簡単におさらいし、この補助金はHPをリニューアルするだけなどでは大抵失敗してしまうかも!?という内容から、ではどう使うのがおすすめかという流れになっています。

補助金を使う際には、集客の導線となる仕掛けを設置することが重要で、そのための施策の考え方は以下の通りです。

 

HPのリニューアルは即売り上げUPに繋がりにくいので、やるならSNSで拡散される仕掛けを開発する
Instagram(インスタグラム)、Googleマップなどの口コミに投稿されるものと、投稿を促す仕組みを考えること
拡散される仕掛けを作る際は、真似をする先(観光地など)を探すと参考になる

せっかく手間とお金をかけてやるなら、ちゃんと売り上げアップに繋げたいですよね。
アクセルパートナーズの補助金申請支援では、事業者さまのやりたいことに寄り添いつつ、より良い結果を出すことを意識したサービスを行っています。
ご興味のある方は、ぜひお問い合わせください!]

編集後記

余談ですが、最近、ご飯食べるお店を探すときは、グルメサイトよりもGoogleマップで検索して、そのエリアのチェーン店の星の数と見比べて決めることが多いです。
ファーストフード店☆3.3なのか・・・レビュー数10以上で3.5はあるお店探そ・・・みたいな感じで。
勝率は8割以上なのでわりとおすすめです!

補助金に関するお悩みは
アクセルパートナーズに
お任せください!

補助金の対象になるのか、事業計画から相談したい等
お客様のお悩みに沿ってご提案をさせていただきます。
まずはお気軽にご相談ください。

補助金に関する無料相談はこちら

この記事の監修

アクセルパートナーズ 代表取締役二宮圭吾

中小企業診断士
株式会社アクセルパートナーズ代表取締役 二宮圭吾

WEBマーケティング歴15年、リスティング・SEO・indeed等のWEBコンサルティング300社以上支援。
事業再構築補助金、ものづくり補助金、IT導入補助金等、補助金採択実績300件超。
中小企業診断士向けの120名以上が参加する有料勉強会主催。

Xをフォローする