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中小企業でオープンイノベーション 成功させるためのポイントとは

  • 2020年09月02日
  • 著者今井志津

近年、技術革新がすすみ、中小企業においても「オープンイノベーション」の重要性が高まっています。

オープンイノベーションとは、同業種や異業種の企業、大学などと連携し、外部の技術やノウハウを取りいれて、新たな製品やサービスの開発を実現していくことを指します。

新しい商品や技術、サービスが提供される間隔(プロダクトライフサイクル)は今まで以上に短期化しており、自社だけでイノベーションをするには限界が…。
そこで、中小企業においても取組みが広がっている、「オープンイノベーション」について、2020年版中小企業白書を参考に確認していきます。

 

1.オープンイノベーションの種類

オープンイノベーションには、3つのタイプがあります。

①アウトサイドイン型

外部の技術を自社内に取り込み連携をする

 

②インサイドアウト型

自社の技術や知識を社外に発信することで連携を促す

 

③多対多の連携型

広く連携先を募り共同開発をしていく

①~③のタイプ別の取組状況は、
「①アウトサイドイン型」:製造業19.0%、非製造業16.1%
「②インサイドアウト型」:製造業12.0%、非製造業 8.4%
「③多対多の連携型」  :製造業  4.2%、非製造業 4.5%
の通りです。

しかし今後は、「③多対多の連携型」に取り組みたい企業が、特に増加しています。

 

2.オープンイノベーションの効果

オープンイノベーションに取り組むことで、実際に得られた効果には次のことがあります。

【取組効果】
知識やノウハウの蓄積に効果があった
人材育成につながった
③ 新たな顧客ニーズの発見につながった
④ 新規の技術開発や製品・サービス化に成功した
⑤ 新たなアイデア・発想がうまれた
⑥ 自社の強みや弱みの把握につながった
⑦ 新事業領域や新分野への進出につながった
⑧ 社内の業務効率化につながった
⑨ 既存領域での差別化につながった

さらには、オープンイノベーションに取り組むことで、労働生産性を高める効果もみられます。
特に、「異業種企業」や「大学」と連携している企業において、労働生産性の上昇幅が大きい傾向にあります。

 

3.成功させるためのポイント

オープンイノベーションを進めていくうえで、何が重要なのか、成功させるためのポイントをみていきます。

【成功ポイント】
① 連携企業との事前の信頼関係
明確なゴールの設定と共有
③ 自社・連携先の意思決定のスピードの早さ
④ 社内での専業チームの設置
⑤ プロジェクトを推進する仲介者の存在
⑥ 積極的な情報開示
⑦ 適切な段階での役割分担や利益配分の取決め
⑧ 推進を後押しする社内文化や評価制度
⑨ 適切な段階での知財管理の取決め
(※重要度の高い順に掲載)

また、オープンイノベーションに取り組んでいない企業では、「自社の技術やノウハウ流出の可能性がある」ことを懸念している場合があります。

知財リスクの管理には、特許庁の中小企業支援施策として、
(独)工業所有権情報・研修館(INPIT)「知財相談窓口」
がありますので、ご活用くださいね。

 

4.まとめ

環境変化がめまぐるしい現代、自社のみでのイノベーションは限界を迎えていることがわかりました。

これからの中小企業は、外部の力(特に異業種企業や大学など)を積極的に活用していく意識をもつことが重要ですね。

少ない従業員数でも生産性をあげて、事業を継続していくための手段として、オープンイノベーションを活用していきましょう。