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【中小製造業で課題解決】短期的視点と長期的視点から考える取組内容

  • 2020年07月15日
  • 著者今井志津

中小企業を取り巻くきびしい経営環境のなかで、新型コロナウイルスの影響がますます大きくなっています。

中小製造業は環境変化により、どのような問題点に直面するのか、どのような課題を解決していくのか。その取組みをするときに、短期的視点長期的視点から考える方法があります。
はじめて中小製造業の課題解決に携わることになったあなた。
一緒にポイントをみていきましょう。

 

1.経営環境の変化

中小製造業を取り巻く環境が変化したときに、どのような問題や課題を引き起こすのでしょうか。

1)多品種少量生産

これまでの生産ラインは、単一の製品を大量生産するのが主流でした。しかし、消費者のニーズが多様化し、画一的な特徴のない商品では、消費者の満足が得られなくなっています。
そのために、大量生産から切り替えたのが多品種少量生産。
品質・機能・デザインなどを変えた多品種の製品を、必要な分だけ生産します。

➡中小製造業の課題:小ロット化短納期化

 

2)納期の短縮化

多品種少量生産では、短納期化が課題です。お客様のメーカーも、できるだけ在庫を持たないようにします。
「必要なときに」「必要な量を」すぐ納品してほしいため、中小製造業は、通常の納入期限よりも、はやく納品することを求められます。

➡中小製造業の課題:納期管理の精度向上

 

3)海外シフトによる価格競争

親企業の海外シフトが進み、海外の安い労働力などによって、価格競争がはげしくなっています。中小製造業へのコストダウン要請が強くなります。

➡中小製造業の課題:コストダウンの要請

 

4)親企業の内製化

内製化とは、外部に委託していた業務を自社でおこなうようにすること。親企業は内製化をすると、自社技術の向上や社内情報の流出防ぐことができ、コア技術による競争力が強化されます。

➡中小製造業の課題:親企業を分散化販売力強化

 

5)下請構造の変化

下請取引とは、自社より規模の大きい企業等から、仕事を引き受けること。グローバル化の進展や不況の影響で、双方にとって下請のメリットが失われつつあるうえに、親企業からの選別も厳しくなっています。

➡中小製造業の課題:独自の技術製品開発

 

6)従業員の高齢化

製造業では、ベテラン従業員の高齢化が進み、若手人材の確保ができないことが増えています。また、IT化が進まない原因にもなっています。

➡中小製造業の課題:技術承継IT化

 

2.短期的視点

まずは、短期的な課題に取組みます。

■生産リードタイムの短縮化

生産リードタイムとは、原材料から製造工程を経て、製品として出荷されるまでのすべての時間の合計。工程間の滞留時間も含まれます。
工程間の仕掛在庫が増えると、リードタイムも増加します。

消費者ニーズが多様化して、多品種少量生産に変わりつつあるなかで、「小ロット化」や「短納期化」に対応していくことが重要です。

 

3.長期的視点

次に、長期的な課題に取組みます。
今後の方向性(あるべき姿)につながります。

■製品の高付加価値化

自社の独自技術を活かして、付加価値の高い製品を開発します。付加価値とは、他にはない独自の価値のこと。
自社の独自性をもつことで、価格競争を回避できたり、親企業への依存度を低下させることができます。

 

4.まとめ

いかがでしたか。
中小製造業に共通するテーマとして、参考にしてみてください。

①短期的課題の克服
②長期的課題への取組み

環境変化が激しいなかでも、短期・長期の視点をもって、自社のあるべき姿や今後の方向性を明確にして進んでくださいね。