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【求人ボックス】リスティング広告のメリットや注意点

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求人ボックスでは、求人ボックス内の採用ボードに求人を投稿して掲載する方法のほか、リスティング広告を出して自社の採用サイトなどにリンクさせる方法も用意されています。
この記事では求人ボックスリスティング広告について、詳しく解説していきます。

 

求人ボックスのリスティング広告とは

求人ボックスのリスティング広告とは、求人ボックスの採用ボードではなく、求人ボックス上の広告枠へ求人を掲載する方法です。
求人ボックスのリスティング広告のメリットは、目に留まりやすい場所に広告を掲載できる点です。
求職者がクリックすると、自社の採用サイトなどリンクさせたページに飛ばすことが可能になります。
これによって、求人の応募率を高めることやよりスピーディーに多数の応募者を集めることが期待できます。

利用料金はクリック課金型です。
そのため、広告が求人ボックス内に掲載されたとしても、求職者がクリックしない限り実際の費用は発生しません。
無駄にコストをかけることなく、より効果的な求人成果が期待できるので、コストパフォーマンスの高い方法となります。

気を付けたいのは、リスティング広告はあくまでも求職者への閲覧機会を増加させるサービスだという点です。
応募獲得が増えることや確実に採用につながることが保証されるサービスではありません。
リスティング広告の掲載効果はサイトの種類や職種、地域などによっても差が出ます。

リスティング広告を出す場合、管理画面上で日別、月別、キャンペーン別でパフォーマンスを確認できるように、指定の計測タグを自社の求人サイトの応募完了ページに埋め込むことで、リスティング広告経由の応募数を計測できるので、成果の状況を確認しながら、リスティング広告を継続的に出すかの判断や採用サイトの内容を見直すなどのコントロールが可能です。

 

求人ボックスのリスティング広告を利用するには

求人ボックスのリスティング広告を利用したい場合は、求人ボックスに対して利用申請をすることが必要です。
申請時に連携させたい採用サイトとURLを伝えることが求められます。
採用サイトとURLがチェックされ、リスティング広告の出稿が適切かの審査が行われます。

審査に通ると求人ボックスの営業担当から、申込書類が送られてきますので、必要事項を記載して返送してください。
この点は少しアナログになりますので注意しましょう。
申請をしても書類が送られてくるのを見逃して放置してしまった場合やいつまでも書類を送り返さずにいると、いつまでもリスティング広告の運用を開始できません。

書類を返送し、内容の確認が行われると、求人ボックスと連携させたいサイトとのシステム連携が行われます。
システム連携が済むと、リスティング広告を運用するために専用のアカウントが発行されます。
アカウントについて、求人ボックスの営業担当者から案内されますので、発行されたアカウントでログインを行いましょう。
管理画面で、設定したいキャンペーンや予算などの各種設定を行うことが必要です。

アカウントを取得し、各種設定が済むと、ようやくリスティング広告の運用がスタートできます。
そのため、リスティング広告を出す場合は、申請から運用開始まで数週間から1ヶ月半ほどの期間がかかります。
急ぎで求人を募集して採用を行いたい場合は、求人ボックスのリスティング広告を利用するより、求人ボックスの採用ボードを利用するほうが早いです。
採用ボードの登録と求人投稿は最短5分から10分程度で完了でき、掲載審査次第では最短即日で掲載されます。

 

求人ボックスのリスティング広告の運用方法について

求人ボックスのリスティング広告は手動運用か、自動運用を選ぶことができます。
手動運用を選んだ場合、入札単価を25円~1,000円の範囲で1円単位で細かく設定できます。

一度設定したらそのままになるのではなく、採用戦略や採用コストなどの予算に合わせて随時調整ができ、柔軟な運用ができるのがメリットです。
これに対して、自動運用を選ぶと予算の設定ができ、予算の範囲でクリック数の最大化を目的として自動で入札単価が調整されていきます。
最適な入札単価での運用ができるのがメリットです。

 

求人ボックスのリスティング広告の連携方法

求人ボックスのリスティング広告配信のための連携方法は2つの方法から設定することが可能です。
クローリング連携もしくはXMLフィード連携という方法から選べます。
クローリング連携とは、自社の求人サイトを求人ボックスが自動的にクローリングする方法で、クローラーが自動的に情報を収集して連携を行います。

クローリング連携を行う場合は、特に事前準備の必要がありません。
ただし、審査に通った内容とは異なるサイトデザインの変更が行われると、正常にクロールできなくなるおそれがあり、広告配信が停止してしまうことがあるので注意しましょう。

XMLフィード連携とは、求人ボックスの仕様に沿ったXMLフィードを自社で用意し、それを用いて連携を行う方法です。
XMLフィード連携はシステムを介した準備が必要となるのが少し手間ですが、クローリング連携よりも更新頻度が増え、更新内容をより早く反映できるのがメリットです。

また、サイトデザインの変更をしても、問題なく広告配信が可能となります。
高度なキャンペーン設計がしやすいのもメリットです。
クローリング連携の場合、連携完了までにかかる時間はサイトの構成などによって異なり、最短で1週間ほど、最長で1ヶ月半ほどの時間がかかることもあるので注意が必要です。

これに対して、XMLフィード連携の場合は、1週間程度で連携が可能になるので、よりスピーディーかつ安定的に連携できることになるのも、クローリング連携よりメリットが大きくなります。

 

無料の連携との違い

求人ボックスのリスティング広告はクリック課金型として有料ですが、求人ボックスでは無料で自社サイトと連携させる方法も用意されています。
もっとも、無料のほうは求人ボックスのクローラーでの自動連携となり、無料連携の依頼をすると、クローラーの自動情報収集の対象にはしてもらえますが、独自のアルゴリズムによって情報の整形や掲載判定を行っているので、必ずしも求人ボックス内にリンクが掲載されるとは限りません。
そのため、確実に連携させたい場合には、有料のリスティング広告を利用することがおすすめです。

また、無料連携の場合はサイト連携方法も選べず、求人ボックスのクローラーでの自動連携のみとなります。
これに対して、有料のリスティング広告であれば、求人ボックスの仕様に合わせたXMLフィード連携ができるので、自社サイトの更新内容などをよりスピーディーに反映させることが可能です。

無料連携の場合、サイトの構成や連携依頼をしたタイミングによっても差がありますが、連携されるまで1ヶ月~2ヶ月前後と有料のリスティング広告を利用する場合より、より長い時間がかかるうえ、掲載開始の案内も来ないので留意しましょう。

 

まとめ

求人ボックスリスティング広告は目に留まりやすい場所に広告を掲載でき、かつ自社サイトへと求職者をランディングさせられるのがメリットです。
クリック課金型なので求職者が実際にクリックしない限りは費用もかからず、コストパフォーマンスにも優れています。
一方、リスティング広告を利用するには、申請をして審査が通った後に送付される書類に必要事項を記載し、返送する必要があります。
その後にシステム連携などがなされるので、運用開始までに求人ボックスの採用ボードへの求人掲載に比べて時間がかかる点は気を付けましょう。

   

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この記事の監修

アクセルパートナーズ 代表取締役二宮圭吾

中小企業診断士
株式会社アクセルパートナーズ代表取締役 二宮圭吾

WEBマーケティング歴15年、リスティング・SEO・indeed等のWEBコンサルティング300社以上支援。
運用型広告の知見と経営者として自社の採用に携わっている経験を元に様々な業種の採用改善に携わる。

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