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求人ボックスにおける求人掲載の無料版と有料版の違い

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求人ボックスに求人を掲載する方法としては、求人ボックスの採用ボード上に直接求人を載せる方法と、自社の採用サイトなどを連携させるリスティング広告の方法があります。
それぞれ、無料で利用できる方法と有料で利用できる方法があるため、どのような違いがあるのか見ていきましょう。

 

採用ボードへの無料掲載

求人ボックスの採用ボードに求人を掲載したい場合、基本的には無料で利用できます。
新規登録を行ったら、求人情報の入力ページに必要事項を入力して投稿を行います。
簡単な審査を経て問題がなければ、最短即日で掲載してもらうことが可能です。

なかなか応募者が現れなかった場合や条件変更などをしたい場合は、いつでも編集することもできます。
掲載するだけでなく、応募が入るとメール通知が入り、応募者の情報などを得ることができます。
内容を精査し選考を行い、応募者に選考の可否を伝えることや面接など次の段階への調整ができ、採用まで無料で利用することが可能です。
登録料も掲載料も採用時の成功報酬なども一切かかりません。

 

有料オプションによる採用ボードへの掲載

採用ボードへ掲載する際に有料オプションを選択すると、より求職者の目に届きやすい場所への求人掲載が可能となります。
具体的には、求職者が必ずといっていいほど利用する検索画面の上部に掲載してもらえるので、より見つけてもらいやすくなることや興味を持ってもらいやすくなります。

有料オプションを利用するには、アカウント登録だけでは足りず、料金を支払うためのクレジットカード登録もしなくてはなりません。
この際、所定の審査があるので、クレジットカードの返済遅延などのトラブルを抱えていると審査に通らない可能性もあります。
有料オプションの料金はクリック課金型となっており、有料枠に掲載されて目立っただけでは料金は課されません。
掲載された求人がクリックされて、初めて料金が発生する仕組みです。

クリックされると、興味を持ってもらえることや応募にもつながりやすくなるので、課金に対するコストパフォーマンスも優れています。
また、1日単位の予算設定や月単位の予算設定もでき、予算の上限に達すると有料枠には掲載されないなど、予算管理ができるのも安心です。
1日あたりの最低予算は500円であり、1ヶ月30日利用しても15,000円ほどに抑えられます。
そのため、比較的利用しやすいのも便利です。

有料オプションは2種類あり、シンプルプランは1日あたりの予算のみを設定します。
入札単価は1,000円を上限に、設定した予算の範囲で自動運用が行われます。
アドバンスプランは予算のほか、入札単価と入札方法を設定することが可能です。
手動運用の入札単価は25円~1,000円で、自動運用したい場合は入札単価の上限を選択できます。
入札単価が高いほど、検索結果の上位に表示されやすくなる仕組みです。

 

有料オプション利用時に気を付けたいこと

有料オプションを利用すると、無料の求人掲載に比べると、求職者の目に触れる機会の増加が期待できます。
もっとも、その後のアクションは求職者次第なので、クリックされて料金が発生したからといって、閲覧数や応募数の増加が求人ボックスによって保証されるものではありません。

また、有料オプションを利用しても、常に目立つ場所に求人が掲載され続けるわけではない点も注意しましょう。
有料オプションを利用する企業も数多くあるので、その中で一定のルールなどにもとづいて掲載されるためです。
有料枠への掲載順位がどのように決まるかですが、一つは入札単価が高くなるほど掲載順位を高めることができます。

もっとも、入札単価をいかに高くしても、求職者が検索したキーワードとの関連性が低い場合には上位掲載されるとは限りません。
また、求人の品質、推定クリック率などさまざまな要素によって決定されるので、有料オプションに加入したから必ず高い効果が出るわけではない点は理解しておきましょう。

 

求人ボックスの有料リスティング広告

求人ボックスの採用ボードに直接求人を掲載するのではなく、求人ボックス上の広告枠へ求人を掲載する方法もあります。
リスティング広告と呼ばれる方法で、広告をクリックすると、自社の採用サイトなどにリンクする仕組みです。
リスティング広告はクリック課金型になっています。

つまり、掲載されていても、実際に求職者がクリックしない限りは費用は発生しません。
有料のリスティング広告は求職者の関心などに合わせ、目に留まりやすい位置に掲載されるので、求職者がサイトに飛んでくることや応募してくれる確率を高めることが可能です。
あくまでもクリックという求職者のアクションがなければ、料金は発生しないので、コストパフォーマンスにも優れています。

クリック単価は25円~1,000円で、予算の上限を設定することができるので、費用の無理なく利用できます。
リスティング広告の運用方法には手動運用か、自動運用から選ぶことが可能です。
手動運用とは25円~1,000円の範囲で1円単位で、手動で入札単価を設定する方法です。
採用戦略や予算に応じて、日々柔軟な対応ができます。

これに対して自動運用は、あらかじめ設定した予算に対してクリック数の最大化を目的に、自動で入札単価が調整される方法です。
最適な入札単価でお任せ運用が可能になります。

 

自社サイトを求人ボックスと無料で連携させる方法

リスティング広告のように自社サイトへとリンクさせる方法にも、無料の方法が用意されています。
求人ボックスでは、自社のサイトを利用して求人を掲載することやリスティング広告を出す企業の情報だけでなく、常に採用に関する情報を収集しているクローラーが稼働しています。

無料連携を希望する場合は、求人ボックスにその旨を依頼すると、クロラ―の情報収集対象として加えてもらうことが可能です。
もっとも、クローリング対象に加わるだけであり、実際に求人ボックスのサイトにリンクが掲載されるかは保証されていません。
独自のアルゴリズムによって情報の収集、整形、掲載判定がなされており、アルゴリズムも日々変更されるためです。

また、1ページまたは1URLに複数の求人票があるサイトの場合、募集主体や業務内容、勤務条件などについて具体的に記載されていない場合など、掲載が難しい場合や求人の品質に問題がある場合には連携されない場合もあります。

求人ボックスに確実に求人広告を出して、自社サイトに誘導したい場合には無料連携ではなく、有料のリスティング広告がおすすめです。
なお、リスティング広告は利用申請から審査、運用開始まで1週間から1ヶ月半ほどの時間がかかるので、すぐに求人を出したい場合には、採用ボードへの掲載がスムーズです。

無料版なら、登録して求人投稿をすれば最短即日で反映されます。
有料版でも、クレジットカードの審査さえ通れば、速やかに有料枠への掲載がスタートします。

 

まとめ

求人ボックスの採用ボード上に求人を載せる場合、無料の方法はコストが一切かからず、すぐに始められて便利ですが、求職者の目になかなか留まらない可能性があり、応募者が現れるまで時間がかかることや思うような人数が集まらない場合があります。
これに対して、有料オプションを利用すると、求職者の目に留まりやすい場所に掲載してもらえます。
クリック課金型であり、予算設定なども可能なので、高額なコスト負担になることを避けられるのも安心です。
リスティング広告の場合、有料なら積極的に求人広告が掲載されるので採用に結びつきやすくなります。
一方、無料のリスティング広告は掲載の確約はされませんので注意しましょう。

 

   

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この記事の監修

アクセルパートナーズ 代表取締役二宮圭吾

中小企業診断士
株式会社アクセルパートナーズ代表取締役 二宮圭吾

WEBマーケティング歴15年、リスティング・SEO・indeed等のWEBコンサルティング300社以上支援。
運用型広告の知見と経営者として自社の採用に携わっている経験を元に様々な業種の採用改善に携わる。

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