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求人ボックスで求人を出しても効果がない……対策は?

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求人ボックスは、現在の日本でも有数の求人サイトです。
ここに求人を出せば多くの人に見てもらえることは間違いありません。
しかしながら、何の戦略もなしに求人を出しても応募につながるとは限らないです。
今回は、求人ボックスに求人を出しても思うように効果が出なかったという方のために、効果的な求人を出すための方法を解説していきます。

 

なぜ求人を出しても効果が出ないのか?

みなさんは求人ボックスで求人を出す時、どんなことを目的としているでしょうか。
基本的には、たくさんの人に応募してもらいたいと願いながら求人を出す企業が多いでしょう。
その点でいえば、たくさんの人に目を留めてもらいやすい求人ボックスはうってつけのサイトと言えます。

しかしながら、ただ応募数が多ければ良いというものでもないでしょう。
できれば優秀な人材が来ればいい、と大きな目的を持ったほうが良いに越したことはありません。

そこからすると、求人ボックスで求人を出してもなかなか効果が出ないと悩んでいる人は、たくさんの応募は来るけれどなかなかお目当ての人材が見つからないという悩みを抱えているケースが多いのではないでしょうか。
効果的な求人を行う際には、まず自分たちが求人を出すことでどんな結果を狙っているかを明確にするようにしましょう。

 

有料オプションは確かに有効だが……

求人ボックスは、無料で求人を出すことができるサイトです。
これまで無料の求人広告を出してもなかなか効果がなかった方は、もしかしたら無料では限界があるのかもしれないと考えているかもしれません。
そして、有料オプションを導入すればより効果的な求人ができるのではないか、と検討しているのではないでしょうか。
確かに、求人ボックスの有料オプションを使えばより多くの人に広告が届きやすくなるのは事実です。

とはいえ、今の求人広告の出し方を何も見直すことのないまま有料オプションを使っても効果が出るとは限りません。
最悪の場合、無料で求人広告を出していた頃となんら変わらないという結果に陥ってしまいます。
なぜそんなことが起こるのでしょうか。

それは、求人ボックスでは検索上位に表示するページをさまざまな要素を加味しながら決めているからです。
無料でも優れた原稿が作れていれば検索上位に表示されやすいですし、逆に有料といえど原稿がつたなければ検索上位には表示されません。
これに加えて、ほかの企業も有料オプションに加入している可能性が高いのですから、その中に割って入ろうとするのはなかなか難しいです。
また、有料オプションに加入したからには、しっかりとしたデータ分析を行えるようにならなくてはいけません。

求人ボックスでは、求人の分析画面を表示できるようになっています。
それを見ながらクリック率はどのくらいか、それらのクリックがどのくらいの募集につながっているか、クリック単価との釣りあいは取れているかなど、さまざまな考察を行わなくてはいけません。
これを怠ったまま、ただ単に有料オプションを使い続けていると、知らず知らずのうちに無駄なコストがかさんでいくだけです。

 

検索に引っかかりやすい原稿を書くようにしよう

これらを踏まえたうえで、どう対策すれば効果が出る求人広告に仕上げられるのでしょうか。
まずなんといっても、求人の原稿が良くなければ効果は出ません。
ここで気を付けたいのが、いかに検索に引っかかりやすいワードを盛り込めるかです。

求人ボックスの検索システムはGoogleなどと同様、特定の検索ワードを含んでいると検索上位に表示されやすい仕組みになっています。
もし無味乾燥な文章ばかりが並んでいる求人原稿を提出すると、検索ワードには引っかからず、そもそも検索結果に表示されないということになりかねません。

そのため、原稿を書く前にどんな単語を盛り込めば検索順位が高くなりやすいのかを分析しておくことは大切でしょう。
また、求人ボックスで求人を検索するような求職者がどんな条件を知りたいのかを推測することも欠かせません。
基本的に求職者は、どんな仕事をするのか、給与はどのくらいもらえるのか、勤務時間はどのくらいかなどといったことを知りたがるものです。
そこから逆算して検索されやすい言葉を推測し、求人の原稿に取り入れるようにしましょう。

もっとも、とにかく検索されやすい単語を盛り込めるだけ盛り込めば、多くの募集がやってくるとは限りません。
そういった広告は、そもそも求人ボックスの審査の過程で弾かれる可能性も否めないでしょう。
また、求人ボックスでは不適切なワードを用いた場合、検索結果に表示されにくくなるというシステムも存在します。
あくまで過剰に検索表示を意識することなく、自然な形で文章に単語を盛り込むことが大切です。

 

タイトルにも一工夫を!

求人原稿に工夫を盛り込むのは基本中の基本とも言えることです。
ですが、これだけではまだまだ不十分と言わざるを得ません。
仮に求人が検索上位に表示されたところで、それを実際にユーザーがクリックしなければ応募につながらないからです。
そのため、ここからはどうすれば求人をクリックしてもらえるかを考えなくてはいけません。

たとえば、Googleなどで検索をする時、無数の検索結果からみなさんは何を基準にして特定のページをクリックするでしょうか。
おそらく、ページのタイトルを見て惹かれるものをクリックする人が多いはずです。
このように、実際に求人をクリックするにはタイトルを工夫するのが大切です。

求人の場合、タイトルは具体的にするようにしましょう。
たとえば、人事担当の求人をするとして、ただ単に「人事募集」などと書くようでは工夫が足りません。
「食品製造業者の人事募集」などといった具合に、具体的な仕事内容を記せばユーザーがクリックしやすいタイトルに仕上げることができます。
また、今回の求人ではここを押し出したいといった文言はタイトルに盛り込んだほうが良いでしょう。
たとえば、通常の求人よりも給与を高く設定しているのならば、「高時給」などと書いてみたほうが良いです。

 

働いている姿が想像しやすい画像を貼ろう

求人ボックスでは文章のほかに画像を使ってアピールすることもできます。
この時、みなさんはどんな画像を選んでいるでしょうか。
もしかしたら社員が並んで笑顔で写っている画像を貼っている方が多いかもしれません。
確かに、これはこれでアットホームな雰囲気を演出できるので悪くはないです。

とはいえ、こうした写真を使った写真は珍しくありません。
そのため、平凡なセンスしかない会社と見られかねないおそれもあります。
これを避けるためには、より具体的な仕事模様を写した画像を選択すると良いでしょう。

たとえば、製造業ならば実際に工員たちが仕事に没頭している様子を写した画像を選んでみてはどうでしょうか。
文章でどれだけ具体的に仕事内容を記したとしても、求職者にはイメージが湧きづらいです。
それを補填するために存在するのが画像なのですから、より自分がその会社で働いている様子を喚起するようなものを選ぶべきです。

 

まとめ

求人ボックスで求人を掲載する際、どうすれば効果的な求人ができるか、といったことに正解はありません。
精いっぱい作った求人に全然応募が来なかった、ということも稀ではないです。
運も絡む要素なので、求人を出す際は試行錯誤しながら原稿を作るようにしましょう。

   

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この記事の監修

アクセルパートナーズ 代表取締役二宮圭吾

中小企業診断士
株式会社アクセルパートナーズ代表取締役 二宮圭吾

WEBマーケティング歴15年、リスティング・SEO・indeed等のWEBコンサルティング300社以上支援。
運用型広告の知見と経営者として自社の採用に携わっている経験を元に様々な業種の採用改善に携わる。

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