ホーム > 採用支援コラム一覧

求人ボックスにおける配信対象外検索キーワードとは

  •  
    公開日:

求人ボックスでは、配信対象外検索キーワードを設定できる機能があるため、より効率的で、自社の求める人物像にマッチした応募者を獲得しやすいと言われています。
もっとも、配信対象外検索キーワードと言われても、すぐにピンと来ないかもしれません。
この記事では、配信対象外検索キーワードとはなんなのか、どのように使うのか、メリットなどについて解説していきます。

 

求人ボックスで求人を探す際の仕組み

求人ボックスは、企業が無料もしくは有料で簡単に求人掲載ができるほか、リスティング広告を使って自社サイトと連携させられるなど、便利な求人サイトです。

企業側も気軽に利用しやすいので、常時1,000万件以上の求人が掲載されている状態です。
利用する求職者も月間900万人を超えるという盛況ぶりですが、求人数も多く、求職者もさまざまな年代や経験を持ち、幅広い職種やワークスタイルの求人を求めてやってきます。

そのため、豊富な求人の中から、自分の希望に合った求人を探すためにはキーワード検索を行わないと、なかなか条件に合う求人は見つかりません。

求人ボックスでは、職種・キーワードやエリア・駅をはじめ、働き方や給与、未経験OKや女性が活躍などさまざまなこだわり条件のキーワードを選んで検索できるようになっています。

 

求人を出す企業側の設定

求人を出す企業側も、同業他社や同じエリア、同じターゲット層などの求人との競争に勝ち、自社が求める人物とスピーディーにマッチできるよう、ターゲット層の絞り込みなどが必要です。

求人を漫然と掲載するのではなく、どのようなキーワードで検索されたら、求人をヒットさせるようにしたいか、キーワード設定が可能です。
管理画面の機能も充実していて、未経験OK、学歴不問、賞与あり、週休2日制など、単独のキーワードの設定のほか、複数キーワードの設定もできます。

たとえば、複数のキーワードをすべて含んだ求人を対象にしたい場合は&でつないで設定します。
「女性が活躍&託児所あり」と設定すると、2つのキーワードをどちらも含む求人としてヒットさせることが可能です。
複数のキーワードのどれか1つを含んだ求人を対象にしたい場合は「|」(半角パイプ)でつないで設定します。

たとえば、「営業事務|営業」とした場合、営業事務か営業のどちらかを含む求人となります。
また、特定のキーワードを含まない求人を対象にしたい場合 は、含ませたくないキーワードの前に「!」を記載するという仕様です。
「営業事務!営業」なら、営業事務は含みますが、営業は含まない求人となります。

 

配信対象外検索キーワードを設定できるのが便利

求人ボックスは、配信対象外検索キーワードを設定できるのも便利です。
配信対象外検索キーワードとは、除外したいキーワードが設定できる機能です。

自社の求人とは無関係な人や求める人物とは異なる人、条件に合わない人が求人を閲覧して、無駄に応募してくることや問い合わせしてくるのを防ぐことができます。
自社に合った求職者の閲覧を促進させることで、より効率的でスピーディーかつ有能な人材の採用促進につながるのがメリットです。

 

配信対象外検索キーワードでできることとメリット

配信対象外検索キーワードを設定すると、設定したキーワードを含めて検索された際に、自社の求人が表示されなくなります。
自社が求めるターゲット層や人物像とは異なる求職者には、自社の求人が表示されないので、条件に合わない求職者の応募を未然に防ぐことが可能です。

条件に合わないのに選考をしたり、選考漏れの通知をしたりする手間が省けます。
さらに、面接などをしたのにミスマッチだったとなれば、時間も手間もコストもかかってしまうのです。
配信対象外検索キーワードを設定しておくことで、ミスマッチの求職者の応募を防ぐことができます。

 

配信対象外検索キーワードの設定の仕方

たとえば、即戦力となる人材を求めており、経験者のみを採用したい場合、配信対象外検索キーワードに「未経験」と設定すれば、未経験OKで仕事を探している求職者には自社の求人は表示されなくなります。
また、複数の配信対象外検索キーワード設定も可能です。
複数設定したい場合はカンマ(,)でつなぎます。

たとえば、「一般事務,未経験」と設定すると、「一般事務」を探している人、「未経験」で検索している人には配信されません。
もし、「一般事務・土日休み」で検索した求職者がいた場合、「一般事務」を含んでいるので配信対象外となります。
また、「営業・未経験」で検索している求職者の場合は、「未経験」が含まれているので、やはり配信対象外です


一方、「営業」だけで検索すれば、配信対象外検索キーワードにはなっていないので、配信対象になります。
便利に思えますが、検索してほしいキーワード設定も、配信対象外検索キーワードも、ターゲット層や求める人物像などに合わせてよく検討して行わないと、無駄な応募を増やす場合や逆に求めている人にもヒットしなくなるので注意が必要です。

なお、配信対象外検索キーワードが検索キーワードに含まれていても、単語が一致していないと配信されてしまうことがあります。
また、キーワードやタイミングによっては一部配信されることもあり、完全な配信除外を保証するものではありません。
完全に除外できるわけではない点を理解しながら、少しでも効率化を図るために使いこなせるようになると便利です。

 

キーワード別レポートを活用しよう

求人ボックスの管理画面では、キーワード別レポートを確認することができます。
集計期間は「昨日~60日前」の日付を指定でき、指定期間内で表示回数が30以上発生しているキーワードについてレポートを見ることが可能です。
応募獲得につながっている場合や無駄に予算を浪費しているキーワードや自社の求人内容と明らかに関連性が低いキーワードがあれば、配信対象外検索キーワードにすることで、効率良く応募獲得につながりやすい配信ができるようになります。

つまり、配信対象外検索キーワードは、求人掲載を行う最初から、必ずしも設定しなくてはならないものではありません。
どんなキーワードで検索されるか、どんなキーワードは自社と合わないかは、長年の経験やSEOのノウハウなどがないとわかりにくいです。
そのため、まずは求人を出してみて、レポートを確認して、設定するキーワードの見直しや配信対象外検索キーワードの設定を行いましょう。

また、検索キーワードも配信対象外検索キーワードも一度設定したら終わりではありません。
レポートを定期的にチェックしながら、よりターゲット層に絞り込みやすく、自社に合った人材の応募が加速するよう、随時見直していくことも大切です。

 

まとめ

配信対象外検索キーワードとは、求職者が求人を検索する際に用いるキーワードの中からヒットさせたくないキーワードを設定することです。
自社の求人にはマッチしないキーワードを対象外にすることで、無駄なクリックを抑えられ、ターゲット層となる求職者の絞り込みがしやすくなります。
自社にマッチしない求職者が応募してきた場合や問い合わせなどが入ると対応や選考も非効率となるため、求人ボックスのように配信対象外検索キーワードが設定できると便利です。
配信対象外検索キーワードの設定は無用な応募の未然防止ができる反面、設定を誤るとターゲット層を絞り込みすぎるおそれもあります。
レポートなどを分析しながら、適切なキーワード設定や配信対象外検索キーワードを行っていきましょう。

 

   

求人広告に関するお悩みは
アクセルパートナーズに
お任せください!

求人募集しても応募が来ない、indeed広告をうまく活用できない等
お客様のお悩みに沿ってご提案をさせていただきます。
まずはお気軽にご相談ください。

indeed広告運用サービスについて

この記事の監修

アクセルパートナーズ 代表取締役二宮圭吾

中小企業診断士
株式会社アクセルパートナーズ代表取締役 二宮圭吾

WEBマーケティング歴15年、リスティング・SEO・indeed等のWEBコンサルティング300社以上支援。
運用型広告の知見と経営者として自社の採用に携わっている経験を元に様々な業種の採用改善に携わる。

Xをフォローする