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Indeedがコンバージョンタグを廃止!代替案や代理店選びで注意すべきポイント

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2021年10月、Indeedはクローリングにおけるコンバージョンタグを廃止しました。
つまり、自社ホームページを使ってIndeed採用を行っている企業様は、Indeedで応募数を測ることができなくなってしまったということです。

本記事では、
①コンバージョンタグ廃止の影響
②代替案
③注意すべき点
について解説いたします。

クローリング?コンバージョンタグ?という方にも分かりやすく説明しますので、最後まで読んで自社の採用に役立ててください!

クローリングとは?

「クローリング」という言葉自体に耳馴染みがない方のために、言葉の意味を解説します。

クローリングとは、自社ホームページの求人をIndeed内に掲載(転載)させる方法です。そのため、Indeed内にあるクローリング型の原稿をクリックすると、自社ホームページに飛びます。応募はホームページを通して行われます。

ちなみに、もう一つの掲載方法を直接投稿と言います。
こちらは、Indeedの管理画面から原稿を作り、掲載するという方法です。ホームページがなくても掲載ができるお手軽な方法になります。また、応募もIndeed内で完結します。

 

コンバージョンタグ廃止の影響

コンバージョンタグとは、噛み砕いて説明をすると、応募数をカウントするために応募完了ページに埋め込む命令文のことです。(外からは見えないようになっています)
さらにざっくり「応募数がカウントできるやつ」と思っていただいても構いません。
Indeedからコンバージョンタグを発行し、自社のホームページに埋め込むという形で応募効果の計測ができます。Indeedの管理画面でクリック数や消費金額とともに応募数が確認できるのは現状確認や効果改善にとても役立ちました。

しかし、2021年10月から、そのコンバージョンタグの発行サービスが終了しました。
この影響により、クローリングを使っている事業者の方はIndeedの管理画面で応募数が測れなくなってしまいました。

つまり、今後は別の方法でコンバージョンを計測しなければなりません。
その代替案を簡単にご紹介します。

①Googleアナリティクスで計測する

Googleアナリティクスでコンバージョンを設定することで、応募数を測ることができます。Googleアナリティクスとは、Googleが無料で提供しているアクセス解析ツールです。
ただ、注意が必要なのが高度な解析技術が必要になります。自社にWEBマーケターがいる場合は問題ありませんが、初めてGoogleアナリティクスを触る人にとって「職種ごとの応募効果の測定をする」といった込み入った設定をするのは難しいかもしれません。
これを機にIndeedのパートナー代理店に運用を任せるのも良いでしょう。
運用を代理店に頼む場合は、職種ごとの応募効果の測定ができる会社=Googleアナリティクスを使いこなせる会社を選びましょう。

関連記事:【Indeed】パートナー代理店に運用を任せるメリット・デメリットを徹底解説

毎月レポートで応募数やクリック数、課題の振り返りをしてくれる会社だと安心です。

 

②CMSコンバージョン測定機能で測定する

CMSとはプログラミングができない方でもホームページを簡単に扱えるシステムのことです。
具体的にはWordpressや採用係長、あきばれなどを指します。

これらのCMSの中にはコンバージョンを測る機能を備えているものがあります。
その機能を使えば、Indeedの応募測定機能の代替品となりうるでしょう。

 

③直接投稿を検討する

冒頭にご説明した直接投稿であれば、引き続きindeed内で応募効果を測定することが可能です。
せっかくホームページを持っているので最大限活用したいところですが、直接投稿の方が応募が来やすい場合もあります。
直接投稿のメリットは以下です。

直接投稿のメリット

・「急募」「週1日OK」などの求人タグが使える
・応募までのフローが少ない
・原稿の修正の反映が速い
・テキストのみなので、応募者が迷わない

次にクローリングの持つメリットを確認してみましょう。

クローリングのメリット

・特殊な仕事の場合、画像やテキストの情報が多いと仕事の解像度が上がる。
・しっかりと求人を読み込むユーザーを取り入れることができる。
・テキストのみで求人している他社と差別化を図ることができる。
・求人の案件数が多い場合、管理がしやすくなる。

つまり、職種にあまりこだわりのない求職者や、事務など仕事の内容が想像しやすいものに関しては採用ホームページを用意するとかえって情報過多になり、「色々見た結果迷って応募をやめた」となることもあり得ます。

このタイミングで直接投稿を試し、クローリングと応募率を比べることで、自社の募集職種はどちらの投稿方法が向いているのか分かるでしょう。

 

Indeed運用を代理店に頼んでいる場合の注意点

結論から言うと、クローリングはマーケティングの知見がある担当者に頼むべきということです。

なぜなら、定期的に募集をする事業者様や、慢性的に人不足な業界、警備などの人がいればいるだけありがたい企業にとって、応募数を測定しながら日々採用を改善していくことは必須と言えます。そしてGoogleアナリティクスを専門的に扱えるマーケティング会社(担当者)であれば、クローリングであっても安心して効果計測と改善運用を任せることができるからです。
Indeedがクリック形広告という点においても、日々細かなクリック単価の調整ができたりマーケティングの知見から求人原稿を作成できる人間に頼むことがIndeed運用で大切なことです。

 

まとめ

ホームページを利用してIndeedを利用している(クローリング)場合、Indeed内で応募効果が測定できなくなるという話でした。

代替案としては3つです。
①Googleアナリティクスを使う
②CMSで計測する
③直接投稿に切り替える

また、運用を代理店に任せる際には、マーケティングの知見がある会社かどうかをポイントに見極め、求人を効率的に運用してもらいましょう。

アクセルパートナーズはIndeedの認定パートナーとして様々な事業者様のIndeed運用代行をしています。

スクール、運送、介護、工場作業、軽作業、商社、士業、接骨院、病院、販売サービス、全国様々な実績がありますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

   

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この記事の監修

アクセルパートナーズ 代表取締役二宮圭吾

中小企業診断士
株式会社アクセルパートナーズ代表取締役 二宮圭吾

WEBマーケティング歴15年、リスティング・SEO・indeed等のWEBコンサルティング300社以上支援。
運用型広告の知見と経営者として自社の採用に携わっている経験を元に様々な業種の採用改善に携わる。

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