中小企業の自社HPへアクセス数が増える短期と長期の方法

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この記事のまとめ

今回は、当社の社長二宮さんへ「中小企業の自社HPへアクセス数が増える短期と長期の方法」を聞きしました。

はじめにアクセス数を増やすとどんなメリットがあるのかという話があり、そのあとで、短期的施策、長期的施策についてまとめています。

こんにちは!
アクセルパートナーズのスタッフ桜井です。

せっかく自社サイトがあるのに、HP(ホームページ)のアクセス数が少なくて集客に結びつかない・・・というようなお悩みを持った事業主さんはいらっしゃいませんか?

アクセス数とは?

 

アクセス数は、簡単に書くと「HPやブログを訪問してくれた数」です。
アクセス数に関する他の指標としては、以下の3つがよく登場します。

 

セッション数・・・訪問者がそのWebサイトに訪問した数。1回の訪問で1セッションとなり、同じユーザーが一度離れて再訪問した場合はセッション数2となります。

ユーザー数・・・そのサイトに訪れた固有のユーザーの数
ページビュー数・・・ユーザーがサイトのページを閲覧した数

 

→この辺の指標を知っていると、HPを改善するのに役立ちます!

とりあえず、HPを作ってみたものの、どういじればいいのか分からなくて放置してしまっている、ということもあるかもしれません。

しかしHPは、うまく運営できれば非対面で24時間勝手に集客してくれる強力なツールになることができます。

BtoBの企業だしそもそも訪問されないよ、なんて思うかもしれません。

実はそんなことないのです。
魅力的なコンテンツや誰かに役立つ情報を充実させることができれば、莫大な広告費用をかけなくても、大手企業のサイトより訪問されることが可能かもしれないのが、インターネットのすごいところなんです。

ということで、今回は当社のアクセルパートナーズ社長 二宮さんにHPへのアクセス数が増える方法を教えてもらいました!

(編集:桜井ゆかこ)

アクセス数を増やすメリット

そもそもアクセス数が増えるメリットって何なのでしょうか。

冒頭でも出てきましたが、うまく運営できれば非対面で24時間勝手に集客してくれる強力なツールになるということと関係してきます。
端的に言うと、アクセス数が増えれば増えるほど、露出が増えます。すると、自社のサービスや商品を知っている人が増え、必要としている人に届けることができる可能性が格段に上がるのです。

対面の営業と非対面のWeb集客

対面営業といえば、実際に人に直接会って商談をします。訪問営業や飛び込み営業などがイメージしやすいのではないでしょうか。

一方、非対面の営業、インサイドセールスなどとも呼ばれることがありますが、電話やメール、Webを使うため、対面より人件費や交通費などコストがかからない言われています。

また、商品をアピールできる人数で考えると、潜在的な顧客が検索して自社サイトへ辿り着いてくれるWebを使うのは、非常に効率がいいのです。

感染症の拡大が起こっている現在では、非対面で営業や集客を行えることは大きな強みとなります。

中小企業の広告宣伝費

中小企業の規模でも、HP更新アルバイトスタッフ1人+広告宣伝費をちゃんと確保するのがおすすめです。

いくら商品が良くても、必要としている人に知ってもらえなければ購入には繋がりません。また、中小企業の人材のなかで専門性をもって仕事をしているスタッフの時間をHPの更新に使うよりも、新たにアルバイトなどで人員を確保するほうが、コストパフォーマンスが高くなる傾向にあります。

これは個人な実感ですが、中小企業は、ちゃんと広告宣伝費に予算を割いて効果的な施策を行っているところがまだまだ多くありません。
だからこそ、広告の有用性をちゃんと分かっている事業主さんはしっかり予算をかけており、他企業との差が生まれ、売り上げが伸びているのです。

今回は、短期的でアクセス数が増える方法(初日から可能)リスティング広告と、長期的でアクセス数を上げる方法(半年~1年以上)HPなどの内容の充実について説明します。

短期でアクセス数が増える施策(1日目から可能)

短期でアクセス数を増やすにはどうすればいいのでしょうか。

おすすめなのは、リスティング広告です。

リスティング広告とは何か

リスティング広告とは、検索結果に連動して表示されるテキスト式の広告のことです。

種類としては、代表的なもので「Google広告」と「Yahoo! プロモーション広告(スポンサードサーチ)」があります。

例えば、Googleの検索で「ホームページ」「制作」と検索してみてください。すると、検索結果の一番上のほうに広告という文字がついたものがいくつか出てくると思います。これがリスティング広告です。

“ユーザーが検索するとき”というのは、その物事に関して興味関心があるときです。その瞬間にあわせて広告が表示されるため、アピール効果が高いです。

リスティング広告についてもっと詳しく知りたい方は「リスティング広告初心者向け、GoogleとYahoo!の違い、どちらかにすべきか両方出すべきか」をご覧ください。

リスティング広告の注意点

リスティング広告は短期的にアクセス数を増加させることができる施策です。
一方で、キーワードによっては効果が出なかったり、効率的に良い結果を出すには専門的知識が必要となってきます。
リスティング広告を出すこと自体は簡単にできますが、初期設定のままだと広告費を無駄に使ってしまうということになりかねません。

また、後述する長期的な施策「HPなどの内容を充実させる」は、更新すればするほどコンテンツとして資産になってくれますが、リスティング広告は即時的な側面が強いです。

そして、クリック先の受け皿となるページに訴求力(消費者が買う気を起こすよう訴えかける力)がなければ、受注に上手くつながらない可能性もあります。

リスティング広告の運用にはいくつか注意点がありましたが、費用感としてはHPの内容を充実させるためにコンテンツの作成を先に頑張るよりも、コストパフォーマンスが良い場合が多いので、おすすめです。

長期でアクセス数を増やす施策(半年~1年以上)

長期的な対策としては、「HPなどの内容を充実させる」とのことですが、具体的には何をやればいいのでしょうか。

それは検索結果で上位表示されることを目指しすということです。

前項で出てきたリスティング広告は、直接的に費用が発生する施策です。
一方、検索結果で上位表示されること自体には費用が発生しません。ちなみに、広告ではない検索結果のエリアは「自然検索」と呼ばれています。

上位表示されるためには、ユーザーにとって必要な情報を届けることが重要です。

自社HPの内容を充実させる

自社HPの内容を充実させる方法としては、サイト内で良質なコラムやブログを更新するのがおすすめです。
ブログについては「【中小・BtoB向け】ブログを定期更新するポイントと、企業が運用するべき理由」という記事で詳しく説明しました。少しおさらいを書きます。

企業がブログを運営する目的

 

お客様との接点をつくるため
自社(商品やサービス)に興味を持ってもらう、認知してもらうため
信頼関係を作り、ファンになってもらうため

大手検索エンジンであるGoogleは、ユーザーに役立つサイトを上位表示させると言われています。
そのため、コラムなどを更新するならば、ただの日常や日記を綴るのではなく、自社の専門的な内容を誰にでも分かるように解説する、といったもののほうが基本的に需要が高いです。

上記や「【中小・BtoB向け】ブログを定期更新するポイントと、企業が運用するべき理由」のなかでも書いていますが、ブログやコラムの更新は、新たにアルバイトを雇ったり、外部委託するのがおすすめです。

もっと具体的にどんな内容がアクセス数アップに繋がるか解説していきます。

キーワード選定

ただやみくもにブログやコラムを更新しても、なかなかアクセス数増加には繋がりません。
需要がありそうかつ、自社のノウハウが書けそうなキーワードを使い、内容を作っていきましょう。

特にタイトルタグと呼ばれる、記事の一番上の大きい字となる部分は非常に重要です。この記事の場合は、「中小企業の自社HPへアクセス数が増える短期と長期の方法」です。
タイトルには必ず、検索されたとき表示されたいワードを入れましょう。
今回の場合は、「中小企業」「HP」「アクセス数」を意識しました。

ビッグキーワードに頼らない

ビッグキーワードとは、多くのユーザーが検索するメジャーなキーワードのことです。
「ダイエット」や「アルバイト」などがあげられます。
ビッグキーワードは、上位表示されれば大量の訪問数が期待できますが、その分、競合が多く強いです。

そういったワードで上位表示を目指すお金や時間を考えると、それよりもニッチだったり規模が小さいところを狙って訴求するほうが効果的な可能性のほうが高いのです。

走り出しは地域名を出していく

ブログやコラムの更新し始めは、タイトルに地域名を出していくのがおすすめです。
アクセルパートナーズのコラムでは、「愛知の特性を生かしたマーケティング」というような記事を更新しています。

地域名を出していくことで、例えば税理士を営んでいる場合、「税理士」「愛知県」と入力されたときに検索結果の上位に出てきやすくなるのです。

トレンドを追いかける

自社と関連のあるトレンドをイチ早く取り上げて、分かりやすく解説するとアクセスを集めやすい傾向があります。

何がトレンドになっているかはの調べ方は、業種によって違ってくるとは思いますが、堅めの分野の場合は、東洋経済オンラインなどおすすめです。

筆者の顔出しを行う

コンテンツを執筆した際、「誰が書いたのか」というのも検索エンジンに評価され上位表示される要素として、とても重要なことだと言われています。ただのアルバイトが書いたというだけなのか、その道に通じたプロフェッショナルが書いたのかによって信頼性が大分変ってきます。
ベースの記事は委託するという形でも、監修はちゃんとプロが行っていると記載すれば安心感を付加させることができます。

名前と保有資格、顔写真を掲載すると権威性を出すことができて、Googleに評価されやすくなり、上位表示に繋がるのです。

Googleマップへ登録

Googleマップに自社をちゃんと登録するのも効果的です。

Google マイビジネスによって、自社の情報、写真などをGoogleマップへ表示・管理させることが可能となります。

ひょんなことでユーザーや顧客が会社を知ったとき、Googleマップで検索し、どんな場所なのか、外観はどうか、レビューは付いているかなどを意外と確認することがあるので、情報が多い分、評価があがると感じています。

SNSについて

TwitterやFacebookをはじめとするSNSは、導入は簡単ですが、誰でもはじめるのが簡単な分、育てるのが難しいコンテンツです。

そのため、色んな企業さんのWeb施策を見てきた経験上、現状でHPで集客できていない状況ならば、リスティング広告の運用や自社サイトの充実に力を入れるほうが得策だと感じています。

ただし、美容院などインスタ受けのいい業種でなどは、力を入れた分、効果が出やすい傾向にあるので、自社のサービスにあわせて施策を考えていきましょう。

短期的にはリスティング広告を行い、長期的な視点で自社HPの内容を充実させる両輪を回すことで、効果的なWeb集客を行うことができるのです!

まとめ

この記事のまとめ

 

今回は、当社の社長二宮さんへ「中小企業の自社HPへアクセス数が増える短期と長期の方法」を聞きしました。

はじめにアクセス数を増やすとどんなメリットがあるのかという話から、短期的施策、長期的施策についてまとめています。

 

短期的施策(1日目から可能)では、リスティング広告の運用を紹介しています。
長期的施策(半年~1年以上)では、自社HPの内容を充実させアクセス数を増やす方法について書いてあります。

せっかくHPがあり、維持費がかかっているのに活かせてないのは、非常にもったいないと思います。
一方で、自社で更新する人件費などをトータルで考えると、プロに頼ったほうが、費用対効果が高い可能もあるというのは目から鱗でした。

アクセルパートナーズは、様々な企業さんのWebコンサルティングを行い、Webでの販売促進に一役買っている実績があります。

自社HPは何が問題でアクセス数が少ないのかなど、お悩みがありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください!

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この記事の監修

アクセルパートナーズ 代表取締役二宮圭吾

中小企業診断士
株式会社アクセルパートナーズ代表取締役 二宮圭吾

WEBマーケティング歴15年、リスティング・SEO・indeed等のWEBコンサルティング300社以上支援。
運用型広告の知見と経営者として自社の採用に携わっている経験を元に様々な業種の採用改善に携わる。

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