【中小・BtoB向け】ブログを定期更新するポイントと、企業が運用するべき理由

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この記事のまとめ

企業がブログを定期更新するポイントについて、当社代表の二宮さんに聞いてみました!
web集客サービスを行う会社の代表ならではの視点で、ブログ運用の目的やメリットから、どうすれば定期更新ができ、会社の利益に繋げられるのか解説してもらいます。

こんにちは!
アクセルパートナーズのスタッフ桜井です。

ブログを定期的に更新するって、実はすごく難しいですよね?
何の目的でやっているのかイマイチ分からないと、優先順位低くなってよけい放置しちゃいますよね。

会社のブログを任せられているけど、定期的な更新ができない、続かない、でもやれと言われて困った、というお悩みを持つ人、結構いるんじゃないでしょうか。

また、意外と運用に時間がかかるブログ、本当に会社の利益になるの?と疑問に思う事業主の方々もいらっしゃるかもしれません。

今回、企業がブログを定期更新するポイントやメリットについて、web集客サービスを約10年行ってきた社長の二宮さんに聞いてみました!

その結果、直接消費者に認知してもらわないといけないBtoCの企業だけでなく、BtoBの企業が力をいれることで、思わぬ効果が出るのかも?とハッとしたんです!

(編集:桜井ゆかこ)

1.企業がブログをやる必要は本当にあるのか?

そもそも、企業がブログやる必要って本当にあるんでしょうか?
いきなり「書いといて」と投げられても何書けばいいのか分かりませんし、意外と書くのに時間かかりますし、イマイチ売り上げに繋がるイメージも湧かないですよね・・・・・・。

しかし、今、企業の情報発信は超重要となっています。それをわりと手軽に、誰でもはじめることのできるブログをやらない手はないです!ブログは、SNSと違って検索にも強いという特徴があるのです。

かけた労力に対して、実際効果があるのか?と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

ブログがうまく役割を果たしてくれれば、最終目標である企業の利益に繋がります。まずは企業がブログをやる目的からご紹介していきます。

1-1.ブログの目的

そもそも企業がブログをやる目的はどんなものがあるのでしょうか。

ブログの運営目的には様々あります。
いくつか挙げてみると以下の点が挙げられます。

企業がブログを運営する目的

 

お客様との接点をつくるため
自社(商品やサービス)に興味を持ってもらう、認知してもらうため
信頼関係を作り、ファンになってもらうため

ブログの内容は、顧客や潜在顧客・・・いずれお客さんとなってくれるユーザーにとって必要な情報を届ける内容を書くことが重要です。
ユーザーの悩みや課題を解決できるような記事を書くことが大切なので、企業ブログは、トレンドやノウハウなど役立つ情報を発信する形が多いです。

そのため、社長の呟きや、社員の日常などは、あくまでコンテンツの1つとして、あってもいいとは思いますが、主要な内容は自社の仕事に関連したもので、悩みなどを解消するような情報を分かりやすく伝えることが大切です。

ブログの目的まとめ

 

お客様との接点をつくるため
自社(商品やサービス)に興味を持ってもらう、認知してもらうため
信頼関係を作り、ファンになってもらうため
→ユーザーにとって必要な情報を届けることが重要

2.ブログをはじめる前に戦略と方針を決める

ブログを運営する前に、目的を達成するための戦略を立てると内容もブレずに済みます。

では戦略はどんな感じでたてればいいのでしょうか?

考えるべきは以下の4点です。

ブログをはじめる前に考える4点

ターゲットを決める
ゴールを決める
同業他社のブログを調べて差別化を考え、ポジションを定める
運用ルールを決める

ターゲットを決めるなど、ブログの書き方自体は「ITが苦手な人向け検索エンジンに強いブログの書き方」でご紹介しています。

ゴールを決めるに関しては、目的に繋がってきます。
Webは成果が数値で分かるので、KPI(目標を達成するための基準)を設定して、いわゆるPDCAサイクルを回していきましょう。

同業他社のブログを調べて差別化を考え、ポジションを定めるは文章通りとなっています。
~について知りたかったら、ここのサイトを見に行く!というようにユーザーに認識してもらえるようなポジションを確立できたら、認知や周知が進んだ状態となって素晴らしいです。

3.定期更新をするためにブログの運用ルールを決める

そして非常に重要なのが、運用ルールを決めるです。

我が社も、ここをはっきりとさせていなかったために、更新が不定期になってしまったり、書き手が偏ってしまったという状況がありました。

では、運用ルールはどうやって決めればいいのでしょうか。一度チームで話し合い、どのような取り決めになったのか、ご紹介します。

運用ルール例

月に何本、誰が書くかを明確に決める
スケジュールや内容をメンバーで共有する(スプレッドシートなどで)
スケジュールを守る
スケジュールを守れるような日程にする
ブログの内容などに関しての編集会議を行う日を決め定期的に開催

自主性に任せると、更新が滞ってしまいがちになります。

そのため、運用ルールを明確に定めることによって、定期更新を確実にできるようになるのです。

4.誰が定期更新をするべきか

ルールを決めたのはいいのですが、ブログの記事を更新するのは時間がかかります。それぞれ皆ブログを書く以外の仕事が忙しく、なかなか手が回らないという状況が目に見えます。

さて、ここでブログの良いところが生きます。それは、“基本、誰でも書けるっていうところ”です。

知識がないと、内容のある文章を書くことは難しいと思うかもしれません。
しかし、その道の専門家が書くより、詳しくない人間が書いたほうが、ユーザーに伝わる内容になることが多いです。

例えば、補助金の情報を分かりやすく解説する記事を書くとします。
その情報を知りたいユーザーを想像してみましょう。その人は検索して、1番目にその補助金を提供する国や自治体のHPを詳しく読むでしょうか?
公的機関のHPは難しいから、分かりやすく解説してくれているブログなどを先に読んでみるという人は多いのではないでしょうか。

ここに、補助金について分かりやすく解説してくれる記事の需要が生まれます

あなた自身が記事を書かなければいけないとき、検索してみれば、すでに書きたい内容に近い記事が見つかる可能性は高いです。
概要が分かったら、本元の情報を参照して、自分なりにかみ砕いて解説を書いてみましょう。
そして、完成したものを自社の専門家に監修してもらうと、内容もしっかりした良質な記事が完成するわけです。
調べても分からないところがあれば、その場で実務者に聞いて反映させることもできます。

専門家はその内容に精通しているがゆえに難しく書きがちなので、ある意味ユーザーに近い知識量であるスタッフが書くと、初心者にも分かりやすい内容になるのです。

そのため、いっそのことアルバイトなどスタッフを入れて頼んだり、外部委託したりするのもひとつの手です。

誰が定期更新をするべきか→実務者ではないスタッフ

企業のなかで中心業務を行う専門家(実務者)は、仕事に精通しているがゆえに、記事の内容が難しくなりがちです。
そのため、ユーザーに近い知識量であるスタッフが定期更新の記事を作成するのがおすすめです。
完成した記事を専門家(実務者)に監修してもらうことで、良質で品質が確保された更新を行うことができるのです。

5.ブログを始めるなら今?中小企業やBtoB!

とはいえ今更ブログ?という気もしませんか。周知が売り上げに影響しそうなBtoCが力を入れるのはまだ分かると思うかもしれません。

ウェブは、やりようによっては、テレビでCMを流すような企業のサイトより、記事が読まれて、ユーザーと接点を持つことができるかもしれないんです。
高額な広告費が必要なく、多少の初期費用はかかるものの、中小企業の規模でもはじめることのできるブログをやらない手はないと思います。

実際、BtoBや中小企業の社長さんに話を聞いてみると、ブログなどオウンドメディア(自社が保有するメディア)に力を入れているところは、まだそう多くないです。そこまで手が回らないという話も聞きます。通常の業務で手が一杯という状況ですね。

だからこそ、他に先んじてウェブの施策を今すぐ始めることによって、他社との差別化となり独自のポジションを築ける可能性が高いです。それも、限られた地域でなく日本語が読める範囲に訴求できるようになり、商圏の拡大が期待できます。

また良質なブログを更新し続けて、自然検索に強くなり、ウェブでの露出を強化することができれば、自社の提供するようなサービスを探していたユーザーの目に触れる確率が格段に上がるので、思わぬ成果を得られるかもしれません。

企業が今すぐブログを始めたほうがいい理由

テレビCMなどより低予算な一方で、やり方によっては多数のユーザーと接点を持てるようになる
特にBtoBで力を入れているところがまだまだ多くないため、ポジションを取りやすい
商圏を日本全国に広げることも可能
良質な記事という資産の蓄積によって、潜在顧客と繋がれる機会が拡大する

BtoBや中小企業がブログで発信することの大切さは分かっていただけたのではないでしょうか。しかし、1から手探りでやるのは、すごく大変そうに感じると思います。

その際には、ある程度、フレームを作れば、無理なく運用ができるようになります。その土台作りは、ノウハウのある外部の手を借りるというのもやり方の1つです。
宣伝みたいになってしまいますが、我が社でもウェブコンサルティングなどのサービスを行っていて、実際にクライアントのHPやブログに関わり、検索上位表示や売り上げアップを達成しました。

6.まとめ

今日は、我が社の社長 二宮さんに、ブログの定期更新をテーマにお話を聞ききその内容をまとめました。
話の内容としては、以下の流れとなっています。

今回のまとめ

・企業がブログをやる必要は本当にあるのか?→目的
・ブログをはじめる前に戦略と方針を決める
・ブログの運用ルールを決める
・誰が定期更新をするべきか→あえて実務者に頼まない
・ブログを始めるなら今?中小企業やBtoB!→メリットや効果

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この記事の監修

アクセルパートナーズ 代表取締役二宮圭吾

中小企業診断士
株式会社アクセルパートナーズ代表取締役 二宮圭吾

WEBマーケティング歴15年、リスティング・SEO・indeed等のWEBコンサルティング300社以上支援。
運用型広告の知見と経営者として自社の採用に携わっている経験を元に様々な業種の採用改善に携わる。

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