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コロナウイルス対策でNTT、GMO、ドワンゴがテレワーク推奨。2年半テレワークスタッフ雇用した実体験まとめ

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近年女性の社会参加、多様な働き方が進展していますがなかなか社会実装が進み切らない過渡期だと2020年2月現在では感じています。

そのような中で違う角度ではありますが、コロナウイルス の蔓延で大企業もテレワークを推進する動きが出てきました。

参照:NTT、新型肺炎でテレワークなど推奨 最大20万人
参照:ドワンゴ、新型肺炎で1000人を在宅勤務に 17日から
参照:IT関連各社、新型のコロナウイルスの感染防止にテレワークや時短で対応

現状を考えると都市部ではテレワークで実施可能なお仕事は実施を検討するべきかと思います。

こういった災害などの有事から社会が大きく変わることも多いのでこれが今後のテレワークが進む1つのきっかけになるかもしれせん。

アクセルパートナーズでは2年以上前からテレワーク・在宅スタッフさんに仕事をお願いしてきました。そのため、テレワーク推進に少しでも役立てられればと思い、過去記載したテレワーク推進のための記事をリライトして再アップいたしました。
(その為下記コロナウイルス 向けに記載したものではないので内容と多少差異がありますがご了承ください)

2年半在宅スタッフさんと連携してきて感じたことが少しでも参考になれば幸いです。

1.テレワークスタッフ活用の動向

通信インフラやクラウドサービスの充実により、遠隔でできる仕事が増えてきました。
また、労働人口減少による人手不足や副業の解禁も合わさって今後常勤スタッフだけでなく自宅で働きたい人を雇用する重要性が高まっています。

 

2.企業側のメリット

常勤スタッフに比べて時間を拘束しない為労働時間単価は低くすることができることが多いです。また、常勤スタッフでは確保しづらい特殊技能の確保であったり、常勤でお願いする程の量がない業務を賄うことが可能です。

 

3.テレワークスタッフのメリット

何と言っても時間に縛られずに遠隔で自分のライフスタイルに合わせて仕事をこなすことができることにあります。

特に小さなお子さんがいらっしゃるママさんは子育てとの両立がしやすいと言われています。

 

4.企業側のデメリット

成果を計りづらく管理をしづらいのがデメリットになります。
また、テレワークスタッフの成果物や納期などをしっかりとチェックする労力は常勤スタッフに比べるとスキルが必要かと思います。

情報の漏洩などのリスクも伴いますので信頼できる人間の見極めや人間関係の構築が不可欠になります。

 

5.テレワークスタッフのデメリット

常勤スタッフに比べるとは待遇面が不利になりやすいのは否定できないかと思います。

関係が希薄になりがちですので、常勤スタッフに比べてリストラになる可能性は高くキャリアアップもしづらいかと思いますし、管理職になるのは難しいのでスキルでしか時給を上げづらいです。

ただ、それらのデメリットが嫌な人でテレワークスタッフを選ぶ人は少ないかと思います。

 

6.企業とテレワークスタッフが良好な関係を築く為には

これらのメリット・デメリットを踏まえた上で良好な関係を築く為にオススメなアクションや取り決めをまとめました。

なるべく成果物に対して給与を払う

遠隔である以上時給で計算するのが難しいです。

数百円単位で細かな労働を細切れして1つ1つの成果物の対して金額を見積もりことでトラブルやストレスが起こりづらいです。

子育ては尊重、納期は少し余裕を持って

正社員とは違い、子育てや本業など優先すべきことがある人に対してはそれらを優先してあげられるようにすることが重要です。

かといって納期は守らなければならないわけですので

・納期を少し余裕持って設定
・有事の際は他の人が対応できるように

体制を整えておくことをオススメします。

信頼関係の構築を大切に

できれば最初は出社してもらい、信頼関係ができてからリモートワークに移行する形をオススメします。
もし最初からリモートワークを依頼する場合はこまめにスカイプなどでコミュニケーションを取ることで信頼関係を醸成していくと良いかと思います。

チャット・テキストは誤解を生みやすいので注意

チャットやメールでのやりとりは温度感が伝わりづらかったり、ニュアンスが異なって伝わることがあるのでコミュニケーションのトラブルが起こることがあります。

対面で仕事をしていたら思わないことであっても、例えば

「了解です」

というレス一つとっても

「怒っているのでは?」

と誤解を招くことがありますので注意が必要です。

絵文字などを使用したり、時には雑談をしたりする余裕が必要です。

大きな仕事が入りそうな時は事前に共有

仕事量が大きく変わりそうな時は決定していないことでも適時共有することをオススメいたします。

急に仕事が増えたり、逆に仕事が減少した時にテレワークスタッフは不安を感じやすいので配慮すべきかと思います。

得意なことを依頼する

人は得意なことや好きなことをしている時高いパフォーマンスを発揮することが多いのはもちろんかと思いますが、リモートワークはそれが特に強いと感じます。

自宅で集中して作業をすることはオフィスで作業をするより難しい中で苦手な作業をこなすとパフォーマンスが著しく低下する可能性があります。

その為苦手そうだな、と感じたら違う業務を依頼するのも良いかと思います。

 

まだまだ書きたいことは色々ありますが、個人的にはテレワークの推進は非常にオススメです。

規模が小さな事業者にとっての競争力にも繋がりますし、社会的にも非常にメリットが大きいです。

ただ前述の通り管理面で難しい面もありますのでまず1人目の採用はリファーラル採用や子育てなどで円満退職したOB OGなど、比較的人間関係ができている人を雇用してシステム作りをしていくと良いかもしれません。

未来志向で様々な新しい取り組みにチャレンジしていく企業さまを応援しています。

   

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この記事の監修

アクセルパートナーズ 代表取締役二宮圭吾

中小企業診断士
株式会社アクセルパートナーズ代表取締役 二宮圭吾

WEBマーケティング歴15年、リスティング・SEO・indeed等のWEBコンサルティング300社以上支援。
運用型広告の知見と経営者として自社の採用に携わっている経験を元に様々な業種の採用改善に携わる。

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