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【採用活動の基本】4種類の求人手法のメリットとデメリットを解説

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採用手法が多様化する現在、自社に合った採用活動を行うことはとても大切です。
しかし、採用コストが膨らみすぎていたりそもそも応募がなかなか集まらなかったりと頭を悩ませている経営者の方、人事の方も多いのではないでしょうか。
この記事では、採用で困っている・採用手法について知りたいという方々に向けて、「そもそもどのような採用手法があるのか」「それぞれの採用手法のメリット・デメリットは何なのか」を解説していきたいと思います。
自社に合った採用活動を考える上で、参考にしていただければ幸いです。

 

求人広告(WEB媒体)

掲載料を支払い、1週間、1か月、3か月など一定期間求人メディアに原稿を掲載し、求人募集をするという手法です。
タウンワーク、バイトル、マイナビ、dodaなど一度は耳にされた方が多いのではないでしょうか。
求人広告(WEB媒体)の強みは、広く認知力のある媒体から「介護」「看護」「建設」などの業界に特化した媒体など、多種多様なメディアから採用ターゲットに合ったものを選べる点です。
また、紙媒体の求人に比べての多くの情報が載せられるので、勤務条件だけでなく勤務先の雰囲気や会社の強みなど詳細に求職者に伝えることができます
WEB応募なら24時間いつでも応募受付ができるのも、とても便利な点です。
一方でデメリットは、多くの媒体が、採用が成功できたできなかったにかかわらず料金が発生する点や、絞り込み機能で求人が探されるため多様な応募者からの間口は狭まってしまう点です。

メリット

①求人メディアによってターゲッティングができる。
②紙媒体に比べて多くの情報を載せられる。
③媒体によっては企業側からアプローチが可能。
④低単価で大量募集ができる可能性がある。

デメリット

①採用成功できなかった場合も料金が発生する。(採用課金を除く)
②偶然の発見性が低い。

こんな企業にオススメ

・短期間での採用を考えている。
・コストを抑えて複数人採用したい。

 

求人広告(紙媒体)

駅やコンビニにあるフリーペーパーや、新聞折り込みがこの紙媒体にあたります。
料金形態はWEB媒体と同じで、こちらも料金を支払い一定期間媒体に求人原稿を掲載します。
紙媒体の強みは地域密着採用です。
広告を打ち出すエリアが必然的にその地域に住んでいる人になるため、「地元の主婦さんがターゲットだ」といった採用活動に向いています
また、人と一緒に見られる、人に渡せるといった点も紙ならではのメリットで「親に求人誌を渡されたのでそこからバイト探しをした」という学生さんもいます。
一方でデメリットは、紙の求人原稿はWEBと比べてスペースが限られていることが挙げられます。広告サイズにもよりますが、少ない情報量だと、どうしても原稿内容が勤務条件だけになってしまいます。自社の強みや月収例、どんな人に来てほしいかを詳細に書くためには大きいサイズが必要になり、それに比例して必然的に広告費用も多くかかります。

メリット

①地域密着採用に強い。
②潜在的に仕事を探している求職者に届けられる。
③掲載が終わっても求職者の手元に紙媒体が残る。
④人と見たり、渡せたりできる。

デメリット

①WEBに比べて原稿スペースが限られている。
②他エリアからの採用が見込めない。

こんな企業にオススメ

・地域密着型の企業。
・未経験・経験者問わず間口広く応募者を集めたい。

求人検索エンジン

求人検索エンジンは、求人検索に特化した検索エンジンのことです。
例としてIndeedや求人ボックス、Googleしごと検索が挙げられます。
求人検索エンジンは前述の求人広告とは異なります。
求人広告が、企業がお金を支払い求人を載せるのに対し、求人検索エンジンは、世のWEB上の求人を吸い上げ、ユーザーに一括公開するというものです。
また、Indeedや求人ボックスには有料・無料で求人を直接掲載することが可能です。
これらは求人広告とは料金形態が異なり、クリック課金型になります。
クリック課金とは、求職者の方が原稿をクリックした時点で料金が発生するしくみです。
仕組みは交通系ICカードに似ており、初めにチャージし、そこからお金が減っていくというものです。
クリック課金は求人広告のように「○○円でいつからいつまで」と定められていないため、短期間ではマッチしにくいニッチな職種の募集を効率的に行うことができることがメリットです。また、他のメリットとしては、日々運用をしながら費用対効果を高めていける点です。どのくらいクリックされたか、そのうち何%が応募につながったかなどが逐次確認できるため、求人原稿の文言や求人内容をブラッシュアップしていくことができます。
ただ一方で、検索エンジンの種類によっては、運用が難しかったり、掲載している原稿数が多く無料だと埋もれてしまったりすることがあります。

メリット

①無料から求人募集が始められるものが多い。
②ニッチな職種に強い。
③企業サイトを活用できる。

デメリット

①原稿数が多く、無料だと埋もれてしまう。
②検索エンジンの種類によっては運用が難しい。

こんな企業にオススメ

・まず無料で掲載してみたい。
・定期的に人を補充するので、費用対効果を高めていきたい。

転職エージェント

転職エージェントは、正式名称を「有料職業紹介事業所」と言います。
転職エージェントが転職者と企業を仲介し双方のマッチングを図るという仕組みです。
料金は成功報酬型で、相場は内定者の年収の30%~35%と言われています。
コストがかかってでも求める人材が欲しい場合や、募集・書類選考などの手間を省きたい場合におすすめの採用手法です
他の採用手法に比べてコストがかかりますが、予算が用意されているのであれば低リスクに手間少なく採用活動が行うことができます
しかし、紹介に頼りきりだと自社に採用のノウハウが溜まっていかない点や、エージェントを通してでないと求職者とやり取りが行えない点には注意が必要です。

メリット

①採用の手間がかからない。
②成果報酬なので、採用しなければコストが発生しない。

デメリット

①一人採用当たりのコストが大きい。
②自社に採用のノウハウが溜まりにくい。

こんな企業にオススメ

・コストをかけてでも求める人材がいる。
・低リスクに採用を行いたい。
・採用活動の手間を抑えて人件費を抑えたい。

 

おわりに

効率的な採用活動を行うための第一歩は、今求職者がどんなふうに求職活動を行っているかをリサーチすることです。
例えば、googleで「地域 職種 求人」と調べてみると、求人メディアや転職エージェントのサイトがたくさん出てきます。
求職者の選択肢を理解した上で、自社に合っている採用手法は何なのかメリットとデメリットを照らし合わせて考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

   

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この記事の監修

アクセルパートナーズ 代表取締役二宮圭吾

中小企業診断士
株式会社アクセルパートナーズ代表取締役 二宮圭吾

WEBマーケティング歴15年、リスティング・SEO・indeed等のWEBコンサルティング300社以上支援。
運用型広告の知見と経営者として自社の採用に携わっている経験を元に様々な業種の採用改善に携わる。

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