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【フルリモート人材の採用】おすすめの求人手法と注意点

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この記事では、フルリモート人材を採用するにあたって、おすすめしたい求人手法をご紹介します。出社を前提とするこれまでの採用とは異なりますので、採用時の注意点も解説していきます。あわせて参考にしていただければ幸いです。 

 

おすすめの求人手法「Indeed 

在宅で仕事ができることをメリットに感じる求職者は多く、フルリモートの仕事は職種を問わず人気が高まっています。募集をかけるとかなりの応募を期待することができるので、採用活動には費用かけず募集を行える、「Indeed(求人検索エンジン)」の利用をおすすめします。 

Indeedでは、求人掲載を無料で始めることができます。応募状況によっては有料掲載への移行も可能ですので、まずは一度、利用してみる価値のある求人手法となります。 

 

Indeedを利用するメリット 

Indeed(求人検索エンジン)は、求職者からの認知度が高く、採用活動に導入する企業が増えている求人手法です。企業にとってどのようなメリットがあるかを解説していきます。 

 

応募が多い 

Indeedは、月間訪問者数が4,100万人を超える、日本最大級の求人検索エンジンです。求人検索エンジンとは、求職者が希望条件を入力し、自身に合った求人を検索できるサービスです。 

Indeedへの求人掲載には、無料と有料、二つのプランがありますが、事務など人気の職種では無料掲載の求人であっても応募が集まる可能性があります。さらにフルリモートという条件が加わることで、より多くの応募を期待することができます。 

 

優秀な応募者を選べる 

応募が多いということは、より優秀な人材を採用できる可能性が高くなるということです。ただし、あまりに応募が多すぎると選考の負担が大きくなり、採用業務が煩雑になってしまいます。その対策として、募集段階でしっかりと人材のターゲティングを行うことが大切です。 

質の良い母集団を形成するためのポイントは、求めるスキルや経験を具体的に記載することです。フルリモートという働き方の特性上、人材育成が難しく、全くの未経験者を採用することはあまりおすすめしません。事務募集であれば、「事務経験〇年以上」「マクロ操作可能な方」というように、採用要件のハードルを高めに設定します。そうすることで、応募者の質を高め、採用業務を圧迫することなく優秀な人材を採用することができます。 

 

採用コストが抑えられる 

Indeedでは、無料で求人を掲載することができます。検索表示などは下位順位になりますが、求職者にとってメリットの大きい魅力的な求人や、検索に上手くヒットするよう運用している求人であれば、無料掲載でも効果を出すことは可能です。 

無料掲載で効果が出ない場合や、急いで採用をしたい場合は、有料掲載(スポンサー求人の利用)がおすすめです。有料掲載であっても、Indeedなら他の求人手法に比べ、採用コストを抑えることが可能です。Indeedの仕組みとして、クリック課金制をとっており、求人の詳細情報が閲覧されるごとに費用が発生します。ターゲティングがしっかりできている求人原稿であれば、無駄なクリックを防ぎ、必要な人材に絞って訴求することができます。ただし、求人票の作成や運用には知識が必要になりますので、しっかりと対策を練ることが必要です。 

また、Indeedの特徴として、予算上限を設定したり、採用が決まった時点で掲載をストップできたりと、コストをコントロールしやすい点が挙げられます。採用費用の使い過ぎを防げる、予算が余れば別の求人に振り分けられるなどメリットが大きい求人手法です。 

 

フルリモート人材を採用する上での注意点 

働き方の多様化に注目が集まる今、フルリモートを前提とした採用では、優秀な人材を獲得できる可能性が高いです。しかし、リモートワークを新たに導入する、また、初めてフルリモート人材を採用するという場合には、採用時に注意しておきたい点があります。 

 

ネットワーク環境の整備 

ネットワーク環境の整備は、リモートワークを行う上では欠かせません。採用した人材がスムーズに業務を開始できるよう、入社してからどのような対応が必要か、あらかじめ情報システム担当へ確認しておくことが大切です。社内でオペレーションや業務分掌を定めておくことで適切な案内ができます。 

また、会社のPCや携帯などを貸与する場合はよいですが、個人所有の端末を社内システムにアクセスできるようにするパターンもあります。社内の状況をふまえ、選考段階で求職者へ確認しておくべき事項がないか、情報を整理しておくことをおすすめします。 

 

セキュリティ対策 

従業員が業務に関わる情報を社外で扱うことになるため、セキュリティ対策は必須です。情報が外部へ流失するリスクを抑えるために、ウイルス対策ソフトの導入や、データの暗号化といった技術的な対策を構築しておきます。 

さらに、採用した人材への教育機会も大切です。情報セキュリティのガイドラインやルールを整備して、入社後の研修に備えておくことが望ましいです。 

また、PCの盗難や紛失といった物理的なリスクも考えられます。自宅が必ずしも安全とは限りませんが、カフェやコワーキングスペースを働く場所として利用する人も増えています。どのような環境で業務を行う予定なのかは、採用時に確認しておきたいポイントとなります。 

 

コミュニケーションツールの導入 

リモートワークを行う上では、メールや電話はもちろん、チャットやビデオ通話といったコミュニケーションツールを利用することになります。採用職種でのスキルや経験が豊富でも、新しいコミュニケーションツールに対応ができる人物とは限りません。選考の段階で、コミュニケーションツールの使用経験や、新しいツールの使用に柔軟に対応ができそうかを確認しておくとよいでしょう。 

 

生産性 

コミュニケーションが不十分な職場環境では、教育やモチベーション管理が難しく、生産性が落ちてしまいます。リモートワークでは、実際に顔を合わせて働くよりもコミュニケーションが希薄になりがちです。生産性の低下リスクをしっかりと念頭に置き、フルリモート人材を活用することが大切です。 

採用の際には、コミュニケーション能力の高さも重視しておきたいポイントです。レスポンスの早さや受け答えの様子など、選考段階でチェックしておくことをおすすめします。 

また、採用される側にとっても、上司や同僚に報告・連絡・相談がしやすい環境であるかどうかは重要です。人材を受け入れるチームでも、コミュニケーションが円滑に行えるように体制を整えておくことが大切です。 

 

評価基準 

リモートワークでは、勤務態度やプロセスが見えにくく、出社を前提として設計されている評価方法をそのまま当てはめることが難しいケースがあります。 

成果だけに焦点を当てて評価を行う成果主義は、リモートワークでは取り入れやすく、正当な評価であるといえます。しかし、背景にある努力が評価されないことが不満につながる可能性もあり、注意が必要です。分かりやすい評価基準を設けるだけでなく、他者からは見えにくい業務やプロセスを「見える化」し、評価に納得感を得られるようにすることが大切です。また、評価者は部下とのコミュニケーションを意識的に増やし、業務状況をしっかり把握することが望ましいです。 

 

まとめ 

この記事では、フルリモート人材の採用におすすめの求人手法として、Indeedをご紹介しました。感染拡大防止という意義が大きかったリモートワークですが、それ以上のメリットを感じ、アフターコロナでもリモートワークを希望する求職者・導入する企業は増えていくと考えられます。企業が優秀な人材を獲得できる雇用形態の一つとして、リモートワークの特徴を知り、フルリモート人材の活用を検討していただければと思います。 

   

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この記事の監修

アクセルパートナーズ 代表取締役二宮圭吾

中小企業診断士
株式会社アクセルパートナーズ代表取締役 二宮圭吾

WEBマーケティング歴15年、リスティング・SEO・indeed等のWEBコンサルティング300社以上支援。
運用型広告の知見と経営者として自社の採用に携わっている経験を元に様々な業種の採用改善に携わる。

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