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コロナでスタグフレーションが起こりうる!?中小企業が今後取るべき対策を解説

  • 2021年08月17日
  • 著者田中 直輝

 

新型コロナウイルス感染症流行により、世界経済は大きな打撃を受けました。
それに伴い、スタグフレーションを危惧する声があがっています。

本記事では、スタグフレーションとは?という部分から、中小企業が今後取るべき戦略までをご説明しています。
事業者の方はぜひ目を通して、未来起こりうるスタグフレーションに備えてください。

 

スタグフレーションとは?

スタグフレーションとは、物価が上昇していくにも関わらず景気が悪化し、国民の実質賃金が下がるという状態のことです。商品の価格が高いにも関わらず、景気が悪いため賃金は上がらず、企業は雇用が維持できなくなります。
生活者にとって非常に苦しいこの状態は最悪の経済状態と言われています。

ちなみに「スタグフレーション」という言葉は、価格上昇を意味するインフレーション(Inflation)と景気停滞を意味するスタグネーション(Stagnation)の合成語になります。

スタグフレーションはなぜ起きる?

スタグフレーションには様々な要因が指摘されていますが、代表的な要因は不景気中に何らかの理由で原材料や素材(原油や食料)が不足し、商品価格が上昇することです。

 

過去に起きたスタグフレーション

過去に日本でスタグフレーションが起きたときはどのような状況だったのでしょうか。
代表的な例が、1973年の第一次石油危機(オイルショック)です。石油危機は、多くの国にスタグフレーションをもたらしました。

大まかな流れ

中東戦争で石油の価格が高騰

石油および石油を原材料にした商品の取引量減少で不景気


物価の上昇不景気でスタグフレーションに

この影響で日本経済は戦後初のマイナス成長になりました。消費者物価指数は1974年23%上昇し、「狂乱物価」という造語まで生まれたほどです。

 

コロナショックでスタグフレーションが起こりうる!?

そんな恐ろしいことが日本でこれから起こりうるという事ですね
二宮さん
二宮さん
はい あくまで可能性の話ですが。コロナで経済が回らないにもかかわらず、「日銀の増刷」「原材料高騰」などが要因となって、物価が高騰しスタグフレーションが起こるかもしれません。
日本の現状を整理しながら、なぜスタグフレーションが起こるのかを解説します

現在、多くの企業が苦しい状態にありますが、国によるゼロゼロ融資や各種助成金などのサポートによって日本の株価は持ちこたえている状況にあります。

しかし、「企業は、資金繰りに必死で前向きにお金を使えない」「消費者は、外に出ないからお金の使い道がない」「消費者は、今後が不安でお金を使う気になれない」という理由で、消費はされず経済が回っていない状態です。
このような理由で、お金の行先は、貯金や投資信託となっています。

このようにして、国が資金を援助しているのに景気が良くならないという状態が出来上がっています。

加えて日銀の増刷やウッドショックなどの原材料の高騰により商品価格が上がり続けると、スタグフレーションが起きる条件がそろってしまいます。

仮に現実のものとなれば、企業は「値上げしたくてもできない」「値上げしたら売れなくなった」「利益が出ないのでリストラせざるを得ない」などたくさんの問題が起こりますね。

 

中小企業はどうしたら生き残れるか?

今後起こりうるスタグフレーションに備えて、中小企業はどうあるべきなのでしょうか?
二宮さん
二宮さん
結論を言うと、商品・サービスを値上げしても選ばれ続ける会社づくりをする必要があります。
そのために、いったい何が鍵になるのか4つポイントを解説します。当たり前なことばかりですが、今だからこそ商売の基本を徹底する必要があります

 

商品力

商品力(サービス力)とは、商品の付加価値のことです。こうした不況下では、顧客からの商品の選択の目がより一層厳しくなります。だからこそ、値上げしても納得感のある商品づくりをする必要があります。4P分析などのフレームワークで自社を分析しましょう。4P分析の解説記事はコチラ

具体的には、「巣ごもり需要に応えられるもの」に目を向けるべきだと考えています。既にワクチンが普及しているイギリスを見ても明らかな通り、しばらくはコロナウイルスを忘れた生活はできないでしょう。テレワークがひとつのスタンダードな働き方になりつつあるのと同様、変化した生活様式は完全には元通りにならないことが予想されます。

 

ブランディング

今後より一層重要になるのがブランディングです。

大切なのは商品・サービスをデジタルにしたら売れるわけではないという事です。サービスをオンライン化した際、商圏が全国に広がりますが、それは競合が周辺地域から全国に広がったとも言えます。お客様は全国のお店からあなたのお店を選ばなければなりません。

その際に重要なのがブランディングです。

ブランディングとは、自社と言えば〇〇、〇〇と言えば自社と思い浮かべてもらえるようにすることです。
例えば、ロレックスと言えば高級なイメージが湧き、「高級時計と言えばロレックス」というのは、時計に詳しくない人でも頷けるでしょう。

しかし、中小企業の場合は、新規顧客に向けてブランディングする余裕がないこともあります。そのような場合は、まず営業マンや販売員など、自社の社員にブランドを浸透させることで身近な顧客からブランドを伝えていきましょう。

 

売れる市場を持っている

いくら優秀な人材がいても、良い商品・サービスを持っていても、市場が適切でなければモノは売れません。
例えば求人商材一つとっても、飲食店に積極的に営業かけるのではなく、今積極的に増員しているIT系企業に向けた商品を開発したり、新規営業をかけたりすると良いでしょう。

 

多くのチャンネルでものを売る

コロナ禍では、販売チャンネルを一つに絞ってしまうととても危険です。
店舗販売のみを行っていたお店ならばECサイトを始めたり
訪問営業のみを行っていた会社ならばWEB集客を始めたり

多くのチャンネルで商品・サービスを販売することでリスクを分散させましょう。

また、非常にリスクが高いのが一社の元請けに依存をしている下請け会社です。顧客を選べない下請け会社は、商品・サービスの値段を上げることができません。販売チャンネルを限定せず、自社で営業を始める会社がいま増えています。新規営業の一歩目が知りたいという方はこちらの動画をご参考ください。

 

まとめ

今回の記事では、「スタグフレーションとは何なのか」ということから、「今後取るべき戦略」までをご説明しました。物価が上がる中でお客様に選ばれるためには、会社(お店、ブランド)が愛される必要があります。そのためには当たり前のような戦略を徹底することが必要になります。
愛される会社(お店)を作ることで、比較されない会社を作りましょう。

スタグフレーションに備えて取り組むことは、たとえスタグフレーションが来なかったとしても大いに自社のためになります。

最後にこの記事のまとめです。

本記事のまとめ

★スタグフレーションとは、物価が上昇していくにも関わらず景気が悪化し、国民の賃金が下がるという状態のこと。
 
★コロナショックにより、スタグフレーションが起こりうる。

★中小企業は①商品力②ブランディング③売れる市場を持つ④販売チャネルを複数持つ ということに真剣に取り組む必要がある。

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上記でお困りごとがあればお気軽にご相談ください。

 

参考リンク
「所得が下がり、物価が上がる」コロナ日本経済が陥るスタグフレーションの恐怖(文集オンライン)
新型コロナ禍を克服しても、浮上するスタグフレーションの懸念(日経ビジネス)
スタグフレーション – Wikipedia