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Cookie規制の影響でネット広告が制限されることにより高まる「好感を得ること」の重要性

  • 2021年03月30日
  • 著者二宮圭吾

ある日こんなニュースを見ました。

『Google、ネット広告の制限強化 個人の閲覧追跡させず』 3月3日 日経電子版

 

【このニュースの概要】

Googleはインターネットユーザーの閲覧履歴を追跡する技術の制限を強化することを発表した。Googleは2022年までに「サードパーティークッキー」への対応をやめることを決めており、広告会社などが一人ひとりの情報を使って広告を配信する技術を排除する方針。ユーザーのプライバシーが守られる一方、既に多くのユーザー情報を持っている大手IT企業によるネット広告の寡占が進むとの見方もある。

 

このニュースを見て、もしリターゲティング広告の制限が強まった場合、リターゲティング広告を活用してきた企業はどのような取り組みをしていくといいのだろうと思いました。
そこで、長年WEB広告に携わってきた弊社代表の二宮さんに、リターゲティング広告の制限をグーグルが強めた場合の企業の取り組みついて聞きました。

その結果、特別な対策は必要なく、当たり前のことをやっていけばいいのだとわかりました!

この記事が「Googleって何をしようとしているの?」「もし、ネット広告が制限されたらどうすればいいんだろう…」など、疑問を持つWEB担当者の何かのヒントになればと思います!
まずは、この記事のまとめからです!

 

【この記事のまとめ】

 

①Googleがネット広告の制限を強化しようとしているのは、ユーザーファーストを基本理念としているため

 

②ネット広告の制限強化によって、ユーザーとの接点の減少が懸念される

 

③そんな中、企業は好感を得るための取り組みが必要になる

→好感が重要なのは、一番に思い浮かべて選んでもらえるから
 ユーザーからの好感が得られれば、積極的なリターゲティング広告は必要なくなる

 

④好感をもってもらうための取り組みを3つ紹介する

 1.自社サイトを魅力的なものにする

 2.一度の訪問で成約できるようにサイトを作り込む

 3.無料お試し版等を用意する

 

⑤特別なことは必要なく、定石とされていることを地道に行うことが超重要

 

(編集 安藤駿)

それではまいりましょう!

 

クッキー?ネット広告の制限?何が起きているのかを整理する

まずは、上記の記事の内容を整理していきます。
Googleは何をしようとしているのでしょうか?

記事にあるとおり、Googleは「サードパーティークッキー」への対応を2022年までに止めることを決めています。
これにより、ユーザーの行動追跡ができなくなり、ターゲティングの精度が落ちることが予想されます。
リターゲティング広告を利用してきた企業には、今後の広告戦略の見直しが迫られているといえるでしょう。

 

【用語解説】

 

※サードパーティークッキーとは?

 

Cookieとは、Webサイトを訪問したユーザーの情報を一時的に保存する仕組み、または保存した情報のことです。
保存される情報は、IDやパスワード、メールアドレスといったユーザーの属性情報、さらにサイトを訪れた日時や、訪問回数といったアクセス情報など、さまざまです。
アクセスしたWebサイトと異なるドメインの場合を「サードパーティークッキー」といいます。
(参考:https://www.synergy-marketing.co.jp/glossary/cookie/)

 

※リターゲティング広告とは?

 

Webサイトに一度訪問したユーザーのディスプレイ上に出す広告のことです。
ユーザーの興味に基づいた広告をディスプレイ上に出せるので、純粋な広告よりも獲得の効率がよくなります。

 

 

それでは、なぜGoogleが広告を制限することとなったのでしょうか?その理由を調べました!

なぜリターゲティング広告が制限されるのか

Googleがリターゲティング広告を制限する理由は、ユーザーがリターゲティング広告に対して不満を抱いているからです。
こちらの画像をご覧ください。


これは「リターゲティング広告」と入力した場合の予測変換です。

リターゲティング広告は「うざい」や「消す」といった、どちらかというとマイナスの評価がされていることがわかります。

確かに、ユーザーはリターゲティング広告から「追いかけられている」「自分の行動が監視されている」という感情を抱きやすいです。
そのため、不快感を覚えているユーザーが多いのが現状でしょう。

Googleはユーザーファーストの姿勢を基本理念としており、ユーザーが不快に感じるものを嫌う傾向にあります。


(参考:グーグルについて)

このように、Googleはユーザーの利便性や快適性に重きを置いていているため、ユーザーが不満を持っているリターゲティング広告などの個人情報を追跡するシステムを制限しようとしてるのです。

 

 

ここまでで、Googleがリターゲティング広告を制限することになった流れをご説明してきました。
では、リターゲティング広告の制限が強まった場合、ウェブ広告の世界にどのような影響があるのでしょうか?

 

ここからは、やや内容が難しくなるため二宮さんに聞いていきます!

リターゲティング広告の制限が強まった場合の影響

二宮さん、Googleの動きの影響でウェブ広告の世界にはどのような影響が出ると見込まれますか?
はい。リターゲティング広告の制限が強まった場合、企業にとっては「ユーザーとの接点が少なくなる」という影響があります。
二宮さん
二宮さん

ユーザーとの接点が少なくなる

リターゲティング広告の大きなメリットは、顧客との接触機会を増やせることです。
このメリットの副作用として、ユーザーに「追いかけられている」と感じさせてしまっているのですが、接触機会が増やせるためユーザーの記憶に残りやすくなります。

リターゲティング広告の制限により、企業とユーザーとの接触機会が少なくなることが予想できます。
顧客獲得方法をリターゲティング広告に依存してきた企業は、顧客の獲保が難しくなっていくでしょう。

 

※ここで注意点があります。
リターゲティング広告というシステムが、廃止になるとの発表をグーグルはしていません。
個人に対するターゲティングを制限し、大きな母集団に対するターゲティングができるようにすると発表しています。

 

 

ユーザーとの接点が少なくなり顧客確保の難易度が高まる可能性は、企業にとって大きな懸念点となるでしょう。
二宮さん
二宮さん

そんな中、企業はどのような施策を行えばいいのでしょうか?
それでは次に、今後の企業の取り組みについて提案していきます。
二宮さん
二宮さん

 

好感を持ってもらうための取り組みを!

顧客との接点の減少が予想される中、企業は今後どのような取り組みをしていけばいいのでしょうか?
端的にいえば、ユーザーに好感を持ってもらうための取り組みが必要になります。
つまり、広告によるプロモーションをする上で、ブランディングの重要性が増すのです。
二宮さん
二宮さん
好感を持たれる企業ですか…
はい、好感を持たれることは企業にとって超重要です。
二宮さん
二宮さん

好感が重要なのは、一番に思い浮かべて選んでもらえるから

そもそも、好感とはなんでしょうか?
好感度が高いものなどを思い浮かべていただくとわかりやすいのですが、そういったものは、「覚えて」いて「一番に選ぶ」ものだと思います。
例えば、好感を持っているタレントがテレビに出ていると、チャンネルを変える手が一瞬でも止まると思います。
つまり、好感を持たれているものは一番に思い浮かべて、選んでもらえるのです。

ここで質問ですが、高級腕時計といえばどのブランドが思い浮かびますか?

ロレックスが思い浮かんだ人が多いのではないでしょうか。

ではなぜ、ロレックスを思い浮かべる人が多いのでしょうか。
それはロレックスが、ファンを増やし、「高級腕時計といえばロレックス」と想起してもらいやすくしているからです。

顧客との接触が少なくなることが予想される企業は、ロレックスのように「〇〇といえば」で思い浮かべてもらえる状況を作ることが重要です。
ディスプレイに広告を出すではなく、ユーザーの脳内に広告を出すというイメージでしょうか。
「〇〇といえば」で思い浮かべてもらえれば、販促のために、積極的に広告を出す必要はなくなります。

余談になりますが、ロレックスという言葉は世界のどの言語の話者でも発音しやすいそうです。
アルファベットにしても『ROLEX』と非常にシンプルで読みやすい。
同じ高級腕時計にヴァシュロンコンスタンタンというブランドがあるのですが、この名前を一度で覚えられる人は少ないでしょう。
ロレックスは、ユーザーの記憶に残るためにブランド名にもこだわりを持っています。

話を戻しましょう。
ここまでで、今後、企業は好感を得る取り組みが必要ということがわかっていただけたと思います。

と、声高に言いましたが、これは特別な取り組みではありません。
むしろ、ブランディングの基本と言えるでしょう。
今までもそうでしたが、これからも基本的な考え方が超重要になります。
二宮さん
二宮さん
好感を得る重要性がわかりました。
それでは、ユーザーに好感を持ってもらうための取り組みを教えてください!

好感を持ってもらうための取り組みとは?

好感を得るための取り組みをご提案します。
二宮さん
二宮さん

ユーザーに好感をもってもらうための取り組みは数多くありますが、今回はその中から3つの方法を提案します。
それが、①自社サイトを魅力的なものにする。②サイトへの一度の訪問で成約できるようにする。③無料でのお試し版などを用意する。の3つです。
それぞれ解説していきます。

 

①自社サイトを魅力的なものにする。

自社サイトのコンテンツを「これ、無料でいいの?」とユーザーが思うレベルまで作り込むことで、覚えてもらうことができます。
そして、その良質なコンテンツを提供できるノウハウがあることが証明できるため、ユーザーも安心してその企業を選ぶようになります。

例えば、自社サイトのブログとメルマガの活用が効果的です。
ブログでオープンに情報を公開し、自社のことを気に入ってメルマガを登録してくれた人に向けてクローズドな情報を届ける。
これによって、企業への好感度を高めることができます

ポイントは蓄積されるコンテンツで情報発信をすることです。
蓄積されるコンテンツは企業の資産になるからです。
蓄積できるという意味では、ブログの他にYouTubeでの情報発信も効果的でしょう。

最終的には自社コンテンツが、SNSや業界で話題になるのが理想です。
ただ、コンテンツのデザインにこだわる必要はないと思っています。
WEBサイトに求められるのはあくまで「情報」です。
コンテンツを作っていく際には、良質な情報を発信するという本質を見失わないようにしましょう。

 

②一度の訪問で成約できるようにサイトを作り込む

サイト内で商品・サービスの魅力をうまく訴求できれば、サイトへの一度の訪問でも好感を持ってもらい成約することができます。
テレビショッピングが良い例です。
商品の性能や料金体系を丁寧にしっかりと訴求することで、商品を気に入ってもらい成約につなげています。

①の繰り返しになりますが、サイト内容を作り込むことでこれは可能になります。
ただ、やはり一度の訪問で成約するのは難易度が高いです。なかなか成果がでないこともあるでしょう。
しかし、それを目標にすることで一度の訪問で成約に至れるサイトに近づくことができます。

 

③無料お試し版等を用意する

サブスクリプションや高額なサービスは、どれだ優れたサービスだとしても、そのサービスを使ったことがないユーザーは、その価値がわかりません。
②と矛盾するようですが、このようなサービスは緻密に作り込まれたサイトだとしても、一度の訪問で成約することは難しいといえます。
そのため、無料のお試し版等を用意して、実際にユーザーにサービスや商品を体験してもらうことでその価値を覚えておいてもらうようにするといいでしょう。

例えば、Kindle UnlimitedやYouTube premiumなどの大手サブスクサービスは、最初の2ヶ月間無料などのキャンペーンを行っています。
他にも、初回無料相談・見積無料などを謳っている企業を目にしたことがあると思います。
このように、無料の部分を作って多くのユーザーに体験してもらい、そのサービスや商品の価値を覚えて、好きになってもらう。
無料体験を実施することで、ユーザーからの好感を得ることができるでしょう。

好感を得ることの重要性と得るため取り組みがわかりました!
そうですね。繰り返しにはなりますが、広告が制限される可能性があるからと言って特別なことをする必要はありません。
これまで、定石と言われてきたことを今後も続けていくことが超重要です
二宮さん
二宮さん

 

まとめ

今回の記事では、Googleがネット広告の制限を強化するというニュースをもとに、今後の企業の取り組みについて提案してきました。
最後にこの記事のまとめです。

【この記事のまとめ】

 

①Googleがネット広告の制限を強化しようとしているのは、ユーザーファーストを基本理念としているため

 

②ネット広告の制限強化によって、企業にとってユーザーとの接点の減少が懸念される

 

③そんな中、企業は好感を得るための取り組みが必要になる

→好感が重要なのは、一番に思い浮かべて選んでもらえるから
 ユーザーからの好感が得られれば、積極的なリターゲティング広告は必要なくなる

 

④好感をもってもらうための取り組みを3つ紹介する

 1.自社サイトを魅力的なものにする

 2.一度の訪問で成約できるようにサイトを作り込む

 3.無料お試し版等を用意する

 

⑤特別なことは必要なく、定石とされていることを地道に行うことが超重要