補助金が使えることも!窓を開けない換気対策で集客力アップ!業務用換気とは?
- 2020年12月29日
横井ゆきえ
依然として猛威を振るうコロナ禍における密対策として、ソーシャルディスタンスによる客席削減、パーテーションの設置、消毒液の設置等対策を練られていると思います。
では、換気はどうしていますか?窓を開ける換気に頼っていませんか?
今回は、窓開け換気から脱却し、換気対策をアピールして集客に繋げる方法について、ご紹介いたします。
目次
1. コロナ禍における換気問題
飲食店や美容院など、不特定多数のお客様が集まってマスクを外す環境では、空気を入れ替えて換気を行うことが必須となります。
そのため、今までは窓を開けて換気を行っていた方も多いと思いますが、この寒い時期だと、窓開けると非常に冷たい風や雪が入ってきてしまいます。
せっかく美味しいご飯が出てきても、気持ち良いサービスを受けられても、寒い空間には長くいられませんよね。
お客様に「また行きたいけど、寒かったから止めよう」と思われてしまうのは、非常に勿体ないこと。
早急に窓開け換気から脱却して、リピーターを守りましょう。
2. 窓を開けずに換気できる「全熱交換器」とは?
窓を開けずに室内を常時換気できる「全熱交換器」をご存じでしょうか?
室内の空調といえばエアコンが思い浮かびますが、実は全熱交換器も室内の温度を快適に保つ効果があります。しかも換気能力に特化していますので、withコロナ時代にはこれまで以上に需要が高まってくるでしょう。
全熱交換器とは
室内と室外の空気を効率的に換気し、給気と排気の熱を交換することで快適な室内環境を保つ、省エネルギーシステムです。
室内の温度や湿度を保ったまま換気を行うことができるため、エアコン等暖房にかかる費用が増えることはありません。
全熱交換器ユニット導入のメリット
全熱交換器を導入することで様々なメリットがあります。
✔導入に便利な露出設置型となっているため、室内室外問わず、後付けすることができます。
✔CO2センサーによって、人間の込み具合を感知し換気量が自動で制御されるので、消費電力を抑えることもできます。
✔外部からの埃や花粉も防ぐことができるため、寒い季節の換気対策のみならず、暖かい季節となっても、より良い滞在空間を保つことに繋がります
全熱交換器の製品情報
全熱交換器は様々なメーカーから発売されています。
中でも、ダイキン工業の「ベンティエール」、三菱電機の「ロスナイ」が有名です。
以下のリンク先に、より詳しい商品情報が記載されておりますので、ぜひご覧ください。
3. 店舗の換気対策をアピール!
新しい換気機器を導入したからといって安心してはいけません。
空気はお客様の目には見えませんので、お店側がしっかり換気対策をしていることをアピールして、集客に繋げましょう!
予約・口コミサイトで換気対策をアピール!
お客様がお店を探す際に見るのが、予約・口コミサイト。
サイトに換気対策について記載することで、お客様の安心感に繋がります。
換気設備の写真も添えて、新規客の信頼感を高めましょう。
店内でも換気対策をアピール!
店内にも換気対策の案内を用意することも効果的です。
例えば、ホテルのスリッパやカラオケのマイクが「消毒済み」と書かれていると安心しますよね。
菌は目に見えないので、対策を可視化してあげることが大切です。
換気対策も同じことが言えます。
店内入り口や、ふと一息つく化粧室等に換気対策をお知らせするポスターやPOPを設置しましょう。
「当店は換気システムを導入しています。」
「店内の空気は常時入れ替わっております。」
「二酸化炭素濃度をモニタリングしてきれいな空気を保っています。」
など、お客様の不安と取り除き、「他のお店とは違う!安心して滞在できる」と感じていただける内容をPRしましょう。
こうしたちょっとした気遣いが「しっかり対策されていた」という口コミを書いていただくことにも繋がります。
また、店内にも換気対策の案内を用意することによって、「しっかり対策されていた」という口コミを書いていただくことにも繋がります。
4. 換気対策に補助金が使えることも!
現在、経済産業省が毎年募集している補助金において、コロナ対策にかかる費用が補助される特別枠が用意されています。
いくつかの応募要件を満たす必要はありますが、全熱交換器ユニット購入費用を補助してもらいましょう。
(※2020年12月時点の情報です。補助金の要件は最新のものをチェックしてください。)
以下のリンク先では、補助金についてアクセルパートナーズが紹介しておりますので、ご参照ください。
アクセルパートナーズでは、補助金申請の代行サービスも行っております。
お気軽にご相談ください。
5. まとめ
換気対策について、参考になりましたでしょうか?
外出自粛要請や営業時間縮小等、お店側への打撃の多い時代となりましたが、うまく補助金を活用し、新たな生活様式に順応して乗り越えましょう!