名古屋のwebマーケティング・チームコンサルティングならアクセルパートナーズ アクセルパートナーズ

  • 0120-659-057
  • お問合せはこちら

ブログ

社内教育にプログラミングが効果的な理由

  • 2020年02月08日
  • 著者後藤洋哉

中小企業診断士で、IoTプロフェッショナルコーディネーターの後藤洋哉です。皆さん、こんにちは!

皆様の会社では、どのような方法でどんな社内教育を行ってますか?新規に採用した人であれば、マナー教育から始め、最初はOffJTで仕事を教え、その後は職場の上司・先輩からOJTで学ぶといった流れでしょうか。

そして何年か経ったら、技術検定や昇級試験などで従業員のキャリアアップを図るというのが、一般的な従業員の育成の流れだと思います。

このようなキャリアアップのための教育は、多くが現在の仕事やポジションに合わせた内容で行われることが多いですが、少し視点を変えてカリキュラムに『プログラミング教育』を加えてみてはいかがでしょうか?

プログラミング教育とは?小学校で今なぜ必修化?

皆さんの中にも、2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化される、という話を聞いたことがある方はいると思います。小学5年生であれば算数で、6年生であれば理科の授業でプログラミングを学ぶようになります。プログラミングを教える教室も、すごくたくさん増えてきましたね。

ソフトウェア・ファーストという言葉を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、IT化やデジタルトランスフォーメーション(DX)と呼ばれるデジタル技術を作れる・使える人材を育てるという国としての施策があり、今回小学校や中学校の学習指導要領が改訂されました。

少子高齢化に伴う人材不足により、国としての競争力が低下しないようデジタル人材を育てていこうということですね。基礎の部分を小学生の頃から身につけてもらおうということで、プログラミング教育が必修化となりました。

企業内でも進むプログラミング教育

ただ、そのような人材が世に出てくるまでには少なくとも5年、10年と長い時間が必要です。社長から採用担当へ向けて、「ソフトウェア人材を数百人規模で確保せよ」という厳命が下っている企業もあると聞きますが、それだけの人材を確保することは現在の日本ではかなり厳しいと言わざるを得ません。

人材不足の状況はどんどん悪化しますし、海外企業との競争も激しさを増してきます。待ったなしの状況に既になっていると考えられます。

そこで、社内でIT人材を育てる教育訓練制度を設けたり、非IT人材を配置転換してソフトウェア開発を担当させる会社が出てきました。現在の小中学生が育つのを当然待ってはいられないし、簡単にはIT人材を採用する事ができないので、それなら自前でソフトウェア人材を育てようということですね。

では、このような企業ではどのような教育を行っているのでしょうか。

最初は敷居を低くしてEXCELの関数を学んでもらう

プログラミング教育を導入している企業の多くは、従業員のレベルに応じて段階的に習得していけるような教育制度を設けています。これまでソフトウェアの開発に携わってこなかった従業員に対して、最初からいきなり難度を上げてしまうと、アレルギー反応により拒絶されてしまうからですね。

そこで、何らか特定のプログラミング言語を学ぶ前に、入門編としてEXCELの関数の使い方を従業員に学ばせている事例があります。普段よく使うEXCELを題材とする事で敷居を下げて、プログラミングに対する抵抗感を和らげようという事ですね。

EXCEL関数はプログラムとは言わないですが、ソフトウェアの技術に触れるという意味では良い題材だと思います。この初級編で、ツールを使って自分の業務が楽になる、あるいは人の仕事が楽になるということを経験してもらえれば、次のステップへも誘導しやすくなると思います。

オススメのプログラミング言語はVBA

EXCELで表やグラフを作るだけでなく入門編で関数を扱えるようになったら、次のステップとしてVBAを学んでもらうのがオススメです。VBAはEXCELに最初から組み込まれている機能で、BASICという比較的簡単なプログラミング言語をベースに作られていますので、初心者の方にも扱いやすい言語です。

EXCEL標準の機能であることから、追加投資も不要で企業としても導入しやすい言語です。

VBAでは、EXCELのシートにボタンを追加して自動で計算するプログラムを組むことができたり、アンケートフォームのようなものを作ったりすることができます。従業員が自分の現在の仕事を改善してもらうことで、プログラミングが改善に役立ち有益であることを体験してもらうことが可能です。

ツール作成やアプリ開発は最終ステップ

プログラミングというと、ゲームやツールを開発したり、スマホで使えるようなアプリを開発するようなイメージを持ってる経営者の方は多いと思います。

ただしそのレベルに到達するには、かなりの育成コストと期間が必要になります。よって、そのレベルは最終段階であり、より習熟度の高い従業員を選抜して学ばせるのが良いでしょう。

HTML +CSS、JAVA、Python等、様々な言語がありますので、用途に応じた言語を選定してください。オリジナルのカリキュラムを作る必要はなく、最初はe-learning教材や書店に売ってるような教材で十分だと思います。

プログラミング教育の効果

このように段階を踏んでプログラミングを学ばせていくと、ツールが作成でき業務改善が行えること以外に、論理的に物事を捉えて説明できるスキルが身につきます。

例えば、「◯◯だったから、△△」とか「■■の理由は☆☆」といったように、物事を根拠を持って説明することができます。

これはプログラミング的思考と呼ばれるもので、小学校や中学校の学習指導要領にも登場する言葉です。小中学校でのプログラミング教育必修化では、ソフトウェア開発ができる人材やソフトウェアが使える人材の育成を目的にしているというよりは、このプログラミング的思考を身につけてもらうことが重要と書かれています。

論理的に考えられる、説明できるというスキルを育てる事は、従来の教育では難しい面もありました。しかし、プログラミングを学ばせる事で、プログラミング的な思考を育てる事ができ従業員の説明能力や論理的な話の組み立てる力を伸ばすことに有効に活用できそうですね。

さいごに

今回は社内教育にプログラミングを導入する際の進め方や方法・事例、そのメリットをお伝えしました。今の小中学生が新卒で入社してくる頃に、立場が逆転していないようにしたいですね。

社内でプログラミング教育を導入したいとお考えの方は、お気軽に当社までご相談ください。長年SEやプログラマーとして活躍してきた人材による教育支援やコンサルティングを行なっていますので、お困りの方はご連絡をお待ちしています。