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IoTを始める前の3つのチェックポイント

  • 2019年10月12日
  • 著者後藤洋哉

中小企業診断士で、IoTプロフェッショナルコーディネーターの後藤洋哉です。皆さん、こんにちは!

今回は自社でIoTを始める前に確認しておきたい、3つのチェックポイントをご紹介します。

準備無しのシステム化は失敗する!?

第4次産業革命やSociety5.0という言葉を聞いた事があると思いますが、近年製造現場では、人の目ではなくAIによる自動判別や、ロボットによる自動組み立てなど、省略化・高効率化が至上命題、生き残りのための最終奥義のように言われています。

広義の意味では、これらAIやロボット制御もIoTの1つの技術分野です。

読者の皆さんの中にも、自社の製造ラインのIoT化を推進するべく、何十万円、何百万円という設備を導入予定、もしくは既に導入された方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし!

大抵の場合、うまくいきません。生産性が上がり人件費も下がり、まさに夢のようなシステム導入だ、と思っている人も多いかと思いますが、多くの企業ではあまり恩恵が得られていない現状があります。

この原因、実は導入後の運用に問題があるのではなく、導入前の事前準備に問題がある事が多いです。そこで、IoT化を行う前に次の3つのポイントをチェックしましょう。

3つのチェックポイント

①IoT化に適した事業であるか

IoTは、製造業のイメージが強いですが、スマート農業と言われるように農業分野のシステムもあります。

また、スマート手術室というシステムもあり医療分野でも活用が期待されています。

このようにIoTは様々な分野で研究・活用されています。

そのため、基本的にはIoTに適さない業界や事業というものはありませんが、それでも職人技術が必要な分野では、導入までの敷居が高くなります。

以下は(IoTではないが)AIによって置き換わる業界を予測したものですが、このグラフで左側にあるような業界・分野は置きかわりにくいとされています。

教育・芸術分野や、研究開発など、専門的な技術が必要な分野ですね。

こういった事業の場合、IoTを導入しようと思っても、時間やコストがかかるため、オススメしません。

また、製造業であっても職人技術が必要となる個別生産や受注生産の場合は、適したシステムが少ないということもありますが、効果は出にくいと考えています。

②IoTシステムを扱える人材がいるか

では、IoT化に適した業種・業態だとして、次にそのシステムを導入して自社内で運用できるかどうか確認が必要です。

IPAがまとめた「IT白書」によれば、大半のユーザー企業では、IoT、AIの技術者は不足しているとされており、使いこなせていない現状があります。

せっかく買ったのに、扱える人材がいなければ、宝の持ち腐れです。

操作方法が簡単なシステムもたくさんありますが、それでもパソコンや通信の基本的な知識は必要になってきます。システム会社との会話では”クラウド”など専門の用語も出てくるでしょう。

また、高温になったり振動の大きな工場であれば、システムトラブルが発生する事も考えられます。その場合に毎回システム会社の人を待っていては、いつまでたっても効率は上がりません。

簡単な故障くらいであれば、自分たちで直せるくらいの知識があった方が良いでしょう。

③現在の仕事のプロセスが明確か

どの工程でIoTシステムを導入したいか、人間が担っているどの部分をシステムに任せたいか、あらかじめ考えておく必要があります。

そのためには仕事のプロセスが見えるようになっている必要がありますが、そこは明確になっていますか?

仕事が属人化している企業では、IoT導入に向けてココがネックになる事が多いです。いざ社長がIoTを導入したいと思っても、どの工程に対して取り組んで良いのか判断できないと聞くことがあります。

よって、システムを導入するためには、自分たちの仕事のプロセスがまずは見えていなければなりません。それが出来て初めて、どの工程に手を打てるか議論をする事が可能となるのです。

さいごに

今回はIoTを導入する前に確認して欲しい、3つのチェックポイントをお伝えしました。導入した後で後悔しないように、より効果的に使えるよう、IoT化を検討中の方は是非考えてみてください!

尚、当社では専門スタッフを派遣し、これら導入前のチェックポイントを一緒に確認したり、実際のシステム導入をサポートしています。お気軽にお問い合わせください。