名古屋のweb集客・売上拡大支援ならアクセルパートナーズ

LINE相談

  • 0120-659-057
  • お問合せはこちら

ブログ

中小製造業の問題解決 4Mの視点とは

  • 2020年09月20日
  • 著者今井志津

製造業は、付加価値をうみだして、どうやって儲けていくのかを考える業種です。技術などの強みを活用して製品開発をしたり、販路開拓をおこなって成長戦略を描いていきます。

生産の流れのスタートとして、「4M」があります。
生産のインプットといわれる3M(Man・Machine・Material)に、Methodを足して4M。さらに、Moneyを足して5Mと呼ぶことも。

4Mは、自社の問題解決に役立てることができます。
そこで、4Mについてご紹介します。

 

1.Man(人)

4つの要素のなかで、最も重要とされているMan(人)。
設備や材料、方法はすべて人の手によるものです。

習熟度の低い人材に対しては、研修などをおこないスキルなどの向上をはかります。高度なスキルや経験をもつ熟練者に対しては、より力を発揮できるポジションへの移動を考えます。また、品質を確保するために、人材のモラール(意欲)を向上させることも重要です。

作業をおこなう人材の動作を分析、研究することで、生産効率をあげる対策がみえてきます。

 

2.Machine(機械設備)

生産現場には、さまざまな機械や治具、工具などがあります。これらを使い、不良品を作らないことが大切。機械設備を適切に使用することで、効率的に製造することができます。

また、作業員が仕事をしやすい機械のレイアウトを考えることで、作業の効率を向上させることも可能です。

 

3.Material(材料)

物を作るには材料が必要です。材料や加工品のなかに、不良品を入れないようにする管理がとても重要。また、原料や部品などをどのくらい調達するのか、在庫をどのように管理するのかを考えることは、コストのムダを省くためにも大切です。

材料をどこから買うのか、材料をどのように工場へ運ぶのかなどを随時見直すことで、品質管理をおこないます。

 

4.Method(方法)

加工条件や作業方法、測定方法などを最適なものにして、良い品質をつくりだします。現場作業においては、初めて作業する人でも業務をおこなえるよう、作業マニュアルを整備したり、標準作業を決めておくなど、作業方法を明確にすることが大切です。

また、生産形態を受注生産にするのか見込み生産にするのか、ライン生産方式にするのかセル生産方式にするのかなどについても考えます。

 

5.問題解決

品質のトラブルが起きるときは、4Mの視点で、どこかが変更になったときに発生しやすいものです。
そこで、どのように問題解決するのかをみていきます。

1.Man(人)

【問題】
『作業全体が遅れている』

【原因】
①作業員の習熟度の違いによる作業スピードの遅れ
②退職による作業員の減少による影響

【対策】
①マニュアルを作成して、習熟度の低い作業員の品質を一定に保つ
②新たな人材を補充する
➡このように、作業全体の遅れを解消します

 

2.Machine(機械設備)

【問題】
『故障前に機械の不具合を見つけられない』

【原因】
①すべての機械の管理には手間がかかる
②故障前の異常に気づかない

【対策】
①品質に与える影響の大きい機械を優先的に管理する
②動作数値など日々のデータを残し、正常な数値と異常な数値を判断できるようにする
➡このように、機械の変化を早期に発見します

 

3.Material(材料)

【問題】
『材料に何かしらの影響があり、トラブルが起こっている』

【原因】
①仕入先の材料メーカーを変更した
②材料の管理環境を変更した

【対策】
①同じ材料でも仕入先の違いで微妙に成分が異なるため管理を厳しくする
②温度や湿度に影響する可能性もあるため管理を厳しくする
➡データがあると、問題の原因を発見しやすくなります

 

4.Method(方法)

【問題】
『ヒューマンエラーが発生した』

【原因】
マニュアルの内容を変更した

【対策】
マニュアルの変更内容を作業員へ徹底し、管理者に対しても管理が必要になる
➡品質の低下や作業員のケガなどのリスクを減らします

 

 

6.まとめ

品質のトラブルは、4Mが変更になったときに発生する可能性が高くなります。
4Mが変更になる場合は、あらかじめ変更内容等、関係者に伝えておくことが大切ですね。

4Mの視点を活用して、自社の問題を解決していきましょう。