6月に読んでよかった本

  • 著者:安藤駿
  • 投稿日:2021年07月10日

こんにちは。安藤です。
最近感じた大きな変化といえば、若者(学生)の服装の変化です。
Tシャツをズボンの中にインしている若者が非常に多く、それがデフォルトになりつつあると感じます。
私が学生のころにもそのようなファッションは一応ありましたが、俳優の菅田将暉くらいしかできない難易度のファッションだったように思います。
当時、さすがにこのファッションは今後も流行らないだろうと思っていたのを覚えています。
少し調べたところ、シャツインのスタイルは1980〜90年台くらいで流行していたようです。
現在、音楽業界もこの年代のメロディが流行しているそうです。
やはり、流行は循環するみたいです。

さて今月も何冊か本を読みましたので、その内容の簡単な説明と、感じたことや思ったことなどをまとめました。

 

日本の構造 橘木俊詔 著

日本社会の仕組み 小熊英二 著

日本社会の構造を、歴史や様々なデータを用いて分析している2冊です。
定量的なデータだけでなく、当時の人々の声などの定性的なデータも用いられており、日本が抱えてきた諸問題をリアリティの高いものとして知ることができました。

また、関連度の高い本を2冊連続して読むことで、日本社会というテーマに対して多角的な視点を持つことができた気がします。
メリットが多いと言われる、体系的な読書の効果を実感しました。

日本国内の統計等をざっくりとでも知っておくと、マーケティングの役に立ちます。

 

ビジネスモデルがわかる 井上達彦著

ビジネスモデルのシフトチェンジの解説から、ビジネスモデルのつくり方のフレームワーク等が初心者にも分かりやすいようにまとめられています。
中でも、企業のビジネスモデルを見やすくするために、ピクト図解を用いる方法は今後使っていきたいと思いました。
2〜3時間でサラッと読めるので読書が苦手な方にもおすすめです。

 

佐藤可士和のクリエイティブシンキング 佐藤可士和 著

日本を代表するクリエイティブディレクターの佐藤可士和氏による、クリエイティブシンキングの重要性が書かれた本です。
これから重要になるであろうクリエイティブシンキングをする上で日常的心がけることや、佐藤氏が取り組んでいることを学ぶことができます。
リアリティの追求やコミュニケーションスキルへの言及が多く、フレームワーク的なものが一度も登場しなかった点が印象的でした。

 

100分de名著 社会契約論 ルソー著 苫野一徳 解説

「社会契約論」–−。
おそらく多くの人が耳にしたことがある言葉だと思います。
僕がこの言葉に初めて出会ったのは中学校の社会の教科書。
当時は社会契約論について何も理解しておらず、「ルソーが社会契約論。ホッブズがリヴァイアサン。」とキーワードで覚えることのみをしていました。
この本を読んで社会契約論の概要を知ることで、「なんてもったいない勉強のやり方をしていたんだ。」と思いました。

 

ティール組織 フレデリック・ラルー著 鈴木立哉 訳 嘉村賢州 解説 

主流となる組織形態は時代や社会情勢に合わせて変化してきました。
本書では、戦争が頻繁に行われていた時代では『順応型(アンバー)組織』、高度経済成長期期には『達成型(オレンジ)組織』、多様性が重要視される現代では『多元型(グリーン)組織』といったように、分類しています。
そして、今後主流となる組織を進化型(ティール)組織と名づけ、その特徴を解説しています。
私の理解では、ティール組織とは、構成員一人一人が高い人間性を発揮できるように内部から形成された組織のことです。
つまり、これまでのような外部要因によって形成された組織とは逆の成り立ちをした組織です。

仕事を遂行する能力はもちろん必要ですが、高い人間性がより求められるようになっていくのだなぁと思いました。

 

私とは何か「個人」から「文人」へ 平野啓一郎 著

各方面の著名人がこぞっておすすめしていたので読んでみました。
本書では、自分の捉え方の再定義が試みられています。
冒頭の一文を引用します。

 “たった一つの「本当の自分」など存在しない。裏返して言うならば対人関係ごとに見せる複数の顔がすべて「本当の自分」である。”

各方面の著名人が本書の考え方に共感しているように、私も共感しました。
時間がかかるかもしれませんが、今まで培ってきた自分の捉え方を変える努力をしっかりやっていこうと思います。

 

終わりに

そろそろ梅雨が明けて本格的な夏が始まります。
この時期に重要になるのが体調管理です。
「人生は掛け算だ」という名言があるように、0の日を作らないよう体調管理をしっかりしていきたいです。
それでは、また来月お会いしましょう。

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