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ブログ

2月に読んでよかった本

  • 2021年03月01日
  • 著者安藤駿

 

こんにちは。安藤です。

だんだん春らしい気候になってきました。
重たいアウターを羽織らなくていいと思うと、気持ちまで軽やかになります。
さて、気温の上昇に伴って、花粉症の症状が出始めました。
毎年この時期は苦しい思いをしており、日々、症状を少しでも抑えるために格闘しています。

今回も、今月読んだ本の中で特に印象に残ったものを紹介します。
それではどうぞ!

 

わかりやすさの罪 武田砂鉄 著

わかりやすさの罪 画像

栄の本屋をぶらぶらしていた時に目に入った本でした。
自分が興味があるものと逆のコンテンツに触れるといい、と二宮さんからよく言われます。
わかりやすくするにはどうすればいいかを考えることが多くなってきていたので、その逆をいく本だろうと思い読みました。

わかりやすさが求められている世の中に対するアンチテーゼとして、この本は書かれています。

忙しく働いたり、ネットで膨大な情報に触れたりすることで時間や体力が奪われると、素早くわかりやすいものが選ばれるようになります。
実際に、世の中には折り目正しくまとめられた記事や動画、勧善懲悪を描いたテレビ番組などの深く考えなくてもいいもので溢れています。
わかりにくいものはどんどん排除されている。

因果がしっかりと成り立たないような曖昧でわかりにくいものは必ずあります。
しかし、そんなわかりにくいものについても、考えなくていいように、無理矢理原因や根拠がつけられてしまっている。
もっと自分の頭で考えて判断しなければいけないにもかかわらず。
このような、世の中の流れの加速に著者は警鐘を鳴らします。

この本を読み、批評家の東浩紀氏が「伝えるんじゃなくて考えさせることをしないと、新しいことは伝わらない」と何かの動画で言っていたのを思い出しました。

コンテンツは受け手に読んでもらって、その内容が伝わらなければ失格です。そのため、コンテンツを作る際には、読んでもらうために「わかりやすく」作ることを心がけます。
しかし、わかりやすいだけでは実は何も伝わっていません。
かといって、わざとわかりにくく作ればいいというわけでもありません。
本書と東浩紀氏の言葉を通して、わかりやすくすることだけを追求するのではなく、受け手に考えてもらうきっかけを作ることを意識してコンテンツを作成する必要があると感じました。

 

人は悪魔に熱狂する 悪と欲望の行動経済学 松本健太郎 著

 

タイトルはおどろおどろしいですが、行動経済学とマーケティング理論などを用いて人間の不合理性を明らかにする本です。
この本を知ったきっかけは、株式会社LIG様のブログに掲載されている著者のインタビュー記事を読んだことです。
その記事の中で、著者が「どんなスキルを持っていたとしても、結局は勝つことが大事です。」と言っているのを見て、この人の本が読みたいと思いました。

この本は2020年7月に発売されたばかりで、コロナウィルスによって起こった人々の行動や心理の変化についても取り上げられています。
他には近年流行した書籍やコンテンツなどもふんだんに取り上げられており、非常に読みやすかったです。

マーケティングをする上で、「主観的な価値」と「客観的な価値」のどちらかの視点ではなく、「主観」と「客観」の間にある価値を見つける視点が重要だと学びました。
本書ではこれまで見つけられていなかった価値を見出すことでヒットした商品の例を用いて、このことが説明されていました。
人の心を理解することはできませんが、どんな心があるのかを知ることはできます。
知ることの努力を惜しんではいけないと、この本を読んで思いました。

イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」 安宅和人著

 

朝礼で二宮さんがおすすめしていた本です。
以前からこの本と著者については知っていたのですが、なぜか読んでいなかったため読みました。

内容は、、、。
すみません。内容が難しくて、まとめられませんでした。もう一度読もうと思います。
サブタイトルにもある通り、とてもシンプルな主張をしているはずの本書ですが、それが今ひとつ腹落ちしていません。
ですので、もう一度読みます。
来月の記事をお楽しみに。

楽園のカンヴァス 原田マハ 著

ビジネス関係の本ばかりを読んでおり、「このままでは脳が凝り固まってしまう」と思ったため、小説を読みました。
スタッフの櫻井ゆかこさんにすすめてもらった原田マハさんの作品です。

ミステリー小説なので、内容については何も書けませんが、終盤の母と娘と祖母が食卓を囲むシーンが僕は一番好きです。

この小説を読んで、美術に興味が沸きました。
現在、金山駅周辺でバンクシーの作品を集めた展覧会が行われているとのことなので近々行ってみようと思います。

番外編 違国日記 ヤマシタトモコ 著

 

アマゾンプライム会員は無料で1巻を読めるとのことだったので、読んでみました。

気づいたら、KindlePaperwhiteの中に7巻まで揃っていました。

1巻を読み終わって、他の人のレビューを見ようとアマゾンの商品説明のページを見てみると、あら不思議、1巻を読む前にはなかったまとめ買いセールをしているではありませんか。
2巻〜6巻のまとめ買いセールになっており、それぞれを単品で買うよりも合計で250円近くお得になっているではありませんか。

「これがお前らのやり方か〜」と叫びながらポチりました。

おそらくですが、アマゾンは1巻を読んだ人にセグメントをかけて、まとめ買いセールを実施しています。
また、僕の場合は2巻〜6巻がまとめ買い対象になっており、7巻に関しては単品購入をするしかありませんでした。
冷静な状態であれば、6巻まで読んだ後に7巻を購入します。
しかし、手元には1〜6巻まで揃っています。1〜6巻まで揃っているのに7巻を買わない理由があるだろうか、いや、ない。ということで、まとめ買いした勢いそのままにポチりました。

アマゾンの手のひらの上ですっかり踊らされました。人間の不合理性を実感しました。アマゾンはおそろしい企業です。

呼吸も領域展開も巨人も出てきませんが、一気読みしてしまうマンガです。
アマゾンプライム会員なら無料で1巻読めるので、ぜひ読んでみてください。

 

さて、2月は本を9冊読みました。
この記事ではすべて紹介しきれませんが、どの本も僕の血となり肉となりました。


2月に読んだ本

ここまで読んでくださったみなさま、2月、おつかれさまでした。
昼と夜の寒暖差が大きくなり、体調を崩しやすい季節です。
どうかお体に気をつけて。3月もがんばりましょう。