【年間100冊達成】12月に読んでよかった本

  • 著者:安藤駿
  • 投稿日:2022年01月17日

お久しぶりです。安藤です。
2021年の目標の一つである『年間で100冊本を読む』という目標を達成しましたのでご報告します。
100冊本を読んでみてわかったことや変わったことは、また別の機会にまとめる所存です。

それでは、12月に読んだ本の紹介をしていきます。

言語化力 三浦 崇宏著

言語化の力を身につけることによるメリットが書かれた本です。 業界トップランナーの考え方を知ることができます。 言語化するための方法はそこまで書かれていませんので、ノウハウを学ぶよりも自己啓発を目的に読んだ方がいいかもしれません。

”デザイナーなどクリエイターに対して「修正」という言い方もしない。「更新してほしい」「ちょっと別のパターンを見てみたい」と言うようにしている。 「修正」というのは、自分が正しくて、相手が間違っているという前提から生まれる言葉だ。”

この部分が印象に残りました。
何かの直しを依頼する時に、「修正」よりも「更新」を使う。少し言葉を変えるだけで、依頼を受けた側のモチベーションに変化があるのだと思いました。

言葉にできるは武器になる 梅田悟司著

課題は沢山ありますが、最も緊急で重要な課題が「言語化」です。
言語化を課題と捉えている理由は、頭で思い浮かべたものを文章にしたり話したりしようとすると、うまく表現できず、狼狽することが多いためです。
広告の仕組みや運用方針、デザインイメージなどを説明しても、自分が考えていることと話していることが今ひとつ一致しない感覚を味わってきました。

言語化の力を上げるための訓練方法はないか調べていた時に、各所で推薦されていた本書を知り、読みました。

一朝一夕に言語化力を高める方法はないのだと再認識しました。
訓練あるのみです。

 

ザ・マイクロコピー 山本琢磨著

WEBサイトやアプリに記載されている短い説明的な文章。それがマイクロコピーです。
例えば、ボタンの中の「送信」「登録」「ダウンロード」などのテキストのことを言います。

本書では、マイクロコピーを変えるだけでも、サイトの成果は大きく改善すると主張されています。
実際にどのようにマイクロコピーを変更し、結果が変わったのかを知ることができたので、マイクロコピーの重要性を認識できました。

本書を読んで、生身の人間が画面の向こうにいることを伝える意識を持って、マイクロコピーを作成しようと思いました。似たようなデザイン・サービス・コンテンツが溢れる中、差別化をできるポイントはおそらくそこです。 「なんかこの会社いいな」とユーザーに思ってもらうための人間らしさを感じさせるテキストが求められます。他社サイトも参考にしながら人間味のあるテキストをストックさせていきたいです。

 

統計学が最強の学問である 西内啓著

運用型広告の分析をする際の何かの参考になればいいな、という気持ちで読みました。
大学の頃に統計学を少し齧ったので、なんとなく内容が分かりましたが、今のところ広告の分析に生かせそうなことはありませんでした。
今は本書で学んだことを活かす場面が少ないかもしれませんが、今後、どこかのタイミングで活きてくるかもしれないと思いました。

また、「全力」と「最善」は違うという主張にはハッとさせられました。
大きな失敗をしないためには、全力でやることは確かに大切だが、最善の手法を知り実行する方が近道です。そして、その最善の手法の多くはすでに統計学で明らかにされていると著者は言います。
たまには、大学の頃のようにciniiなどで検索して、論文を読んでみようと思いました。

鬼フィードバック 前田高志著

プロのデザイナーが実際に行ったフィードバックを掲載している本です。
デザイナーがデザイン案のどこをみているのかを知ることができた点が、大きな収穫でした。
また、ディレクターの役割について著者の考えが書かれていて参考になりました。

著者の考えるディレクターの役割は、

・コンセプト決め
・デザインの骨組みを設計
・デザインを具現化する環境構築
・各種アドバイス

この役割を果たせるように、制作物をディレクションしていこうと思います。

 

説明は早さで決まる 中村圭著

本書を読み終えた直後の感想は「2時間くらいでサラッと読める本だったな」でした。
でも、よく考えると、それは文字数が少ないとか内容が薄いからではありませんでした。
本書で重要とされている「脳に負担がかからない文章」だからこそ2時間で読めたのではないかと思いました。

説明の仕方や言語化の本で、共通して主張されている点がわかってきました。
それは「うまく伝えられない原因は、伝えたい内容が自分で理解できていないこと」です。
解決策も共通していて、「まずは、伝える内容を可視化すること」です。
書籍によって違っている点は、伝える内容を可視化する方法です。
本書で提案している方法は箇条書き。
伝えたいことを書き出して、どの表現を選べば相手に刺さるかを選ぶことで伝わる説明ができると主張されています。
内容を書き出して、相手に刺さる表現を選ぶという部分は自分にとって新しい視点でした。

 

35歳の教科書 藤原和博著

タイトルは35歳の教科書となっていますが、20代の教科書でもあると思いました。今の自分にとって、必要な考え方やスキルが紹介されているからです。

例えば、

”「クリティカル・シンキングを中心とした論理的思考」 と、「相手の意見を聞きながら自分の意見を取り入れてプレゼンテーションをする技術」 こそが、(中略)これからを生きる大人にも必要不可欠なスキルなのです。”

という点。これは、打ち合わせや提案書を作る際に必要なスキルだと感じました。

その他には、これからの時代は正解よりも納得解が求められるという主張も印象的でした。
これまでは正解を出すことが求められることが多かったが、これからはいかに自分が納得できる解を導き出せるかが求められるようになる。これは、一人一人の価値観が多様化し、唯一の解がなくなってきたからである。と著者は主張します。
この考え方を知り、最近自分が抱えていた将来のロールモデルがいないという悩みが少し解消されました。「誰かみたいになる」よりも、「自分がどうありたいか」を考え続けた方が時代にフィットできるのではないかと思いました。人生に再現性は無いですしね。

 

感情は、すぐに脳をジャックする 著 佐渡島庸平その他

本書は、感情をコントロールできるようにするよりも、感情を正確に認識できるようにすることを重要視している点で他の自己啓発本とは一線を画していると思いました。
行動や判断などのアウトプットは感情に支えられているため、感情を解像度高く認識することで質の良いアウトプットを生み出すことができる、と著者は主張しています。

本書を読んで、感情を解像度高く認識するためには、感情を言語化する力を高めないといけないと思いました。
というのも、ほとんどの認識は言葉によって行われるためです。 ここでも言語化力が必要になるのだなと思いました。
また、言語化力はあらゆることの土台なのだと再認識しました。

コピーライティングとアイデアの発想法 クリエイターの思考のスタート地点

著名なコピーライター達のアイデアの発想法や広告コピーの作り方を知ることができる本です。
私の仕事はコピーライターとは少し性質が違いますが、参考になる点が非常に多かったです。
特に、今後、広告文を作る際に活かしたい発想方法を引用していきます。

 

” 最終的なアウトプットを初動の段階から見据えて動くと、戦略から表現に至る途中のズレや無理な飛躍も生じにくく、机上の空論にもならないため、クライアントも腹落ちしやすい。”

“クライアントはこの商品をなぜ売りたいのか? その商品は消費者に本当に必要なのか? 買わなくても生きていけるのではないか? 買った方が幸せになるのか? どう幸せになるのか? 誰の何の役に立つのか? 商品が売れれば売り手は喜ぶけど、買い手は喜ぶのか? 世の中も喜ぶのか? こう考えてみることで、広告の目的を丸裸にする”

“どこの商品を選んでもそれほど大きな差がない場合、ややこしいことを一番わかりやすく説明してくれる広告や、好感が持てる広告の方がいい。”

“「これ、売れるかな?」「これで伝わるのかな?」といった疑問を感じたら、必ずメモに書き留めておきます。打ち合わせを重ねれば重ねるほど、情報を集めれば集めるほど、自分の視点が一般消費者から遠くなっていく。だから最初の感覚を記録しておく。”

“「消費者はどんな風にこの商品を手に取るだろう」とイメージして、常にストーリーを考え続けて初めて人の心を動かす言葉が生まれてくる。ストーリーライティングの力がつけば、コピーライターとしてのみならず、ディレクターとしても活躍できる。ビジネスマンとして最強のスキルです。”

“商品とターゲットの間に新しい関係を見つけよ。この鉄則を思い出し、「発見」と呼べる何やらに出会うまで脳内放浪を続ける”

“誰もが感じてはいるのに、言葉にできていないこと。それを言語化することが、一番価値がある。”

長くなってしまうので、この辺で終わりますが、広告に携わる仕事をしているのであれば読んで損はないと思いました。

セールスコピー大全 大橋 一慶著

大全とつくだけあってセールスコピーで必要な考え方からテクニックまでほぼ全てが網羅されていると思いました。
じっくり読む本ではなく、必要になった時にペラペラめくる本なので、サラッと読みました。
本書に書かれていることを、LPやバナーを作る際に活かしていければと思います。

 

インプット・アウトプットが10倍になる読書の方程式 羽田康祐著

ビジネス書で学んだことを知識で終わらせず、行動と結果につなげるための読書方法を解説した本です。
ビジネス書の読み方とアウトプット方法を体系的に解説しています。

本書を読んで、自分は地頭が良くないので、読書の仕方を変えないといけないと思いました。
内容は、書籍に書いてあることを抽象化して、法則を見つけ出して、他のことに応用できるように本を読もうというものです。

特に目新しい情報はありませんでしたが、著者のアマゾンでの本の選び方が参考になりました。

ステップ1:「売れ筋ランキング」をチェックする。
ステップ2:「人気ギフトランキング」をチェックする。
ステップ3:「発売年」をチェックする。
ステップ4:「カスタマーレビュー」の5段階評価をチェックする。
ステップ5:「カスタマーレビュー」のレビュー内容をチェックする。

ギフトランキングをチェックするのはこれまで思いも浮かばかなかったので、次回本を選ぶ時に参考にしたいです。

今年は、本を読む習慣と知識の土台作りのために量を重視して読書してきました。
来年は本書に書かれている読書方法を実践して、丁寧に読む本を増やしていきたいです。

まとめ

一年間の目標を達成できたことは自分にとって大きな自信になりました。
もしかしたら、人生で初めての経験かもしれません。
2021年を通して、1日1日の積み重ねがいかに重要であるかを再認識しました。

2022年はアウトプットの年にしたいと考えています。
これまでに読んだ本から得た知識を体系化していくのが、2022年の目標の一つです。

今まで「読んでよかった本」シリーズを見ていただいてありがとうございました。
「この本面白そう」とか「自分も100冊読んでみよう」とか、このシリーズを読んでいただいた方の心に何かしらの動きがあったなら幸いです。

2022年もメンバーブログは積極的に更新していきますのでよろしくお願いします。