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4月に読んでよかった本

  • 2021年05月16日
  • 著者安藤駿

こんにちは。安藤です。
朝晩の冷え込みが和らぎ、肌を撫でる風が夏の到来を予感させる季節になりました。
窓を開けて部屋の空気を入れ替えると、なにか大きなものに包まれているような気持ちになります。

この季節になると、よりととのいやすくなります。
過ごしやすい気温は至極のととのい体験へと繋がること間違いなしです。
サウナに行ってみたいなという方は、今ぐらいの季節に行くのがベストでしょう。

さて、4月は年度始まりということもあり色々とバタバタしていたため、あまり読書時間を取れませんでした。
そんな中でも、特に読んでよかった本を勉強になったポイントなども含めてご紹介します。

 

グーグル ネット覇者の真実 スティーブン・レヴィ著

グーグル ネット覇者の真実

4月はほとんどの時間をこの本に捧げていた印象です。
Kindleを愛用している方はご存知かもしれませんが、Kindleは本を読み終えるまでの時間を表示してくれます。
本の厚みを感じることができない分、時間で本の進捗状況を知ることがでる設計になっているんですね。
さすがAmazon。
本を読み終えるまでの時間の相場は、通常の単行本ですと2~3時間くらいとなっています。

この本は、20時間58分でした。
間違えて0を一つ多くつけてしまっているわけではありません。
20時間58分でした。

 

「本を読み終えるまで:20時間58分」

 

Googleの視点から、Googleについて語られているので内容にやや偏りや誇張があるかもしれませんが、Googleに関する本の中では、限りなく一次情報に近そうな本だと感じたため読みました。

この本にはGoogleの誕生から巨大企業になるまでの過程が描かれています。
Googleの創始者だけでなく、数多くの社員にもインタビューしており非常に読み応えのある内容となっています。(20時間58分)

特に印象に残った言葉がこちらです。

「邪悪になるな(Don’t Be Evil)」

「邪悪になるな」はGoogleがスローガンにしている言葉です。
『強欲な活動をする企業が数多くいるかもしれないが、自分たちはそのような企業のようにはならず、正しいことをしよう。』このスローガンにはそんなメッセージが込められているそうです。

私はとてもいい言葉だと思いました。
そして、同時に邪悪かどうかの判断が難しいなぁとも思いました。
人によって邪悪かそうじゃないかのラインは違うはずです。
自分が邪悪じゃないと思ったことでも、相手からは邪悪と思われることもあるでしょう。
Googleではどのような判断基準を用いているのか知りたかったのですが、具体的な記述はありませんでした。
しかし、Googleの創始者であるラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンは子供の頃「モンテッソーリ教育」を受けていたそうです。
その教育の思想がGoogleに大きく影響を与えているとのこと。
「モンテッソーリ教育」について知見を深めれば、Googleでは何を邪悪とするのかがより具体的にわかるかもしれません。
この記事を書き終えたら調べてみようと思います。

 

他には、ページランクや運用型広告に込められた思いを知ることができます。
私はその思いを知り、SEOや広告に対する考え方が変わりました。

Googleが検索結果の一番上に表示したいものは、「検索ユーザーにとって価値のあるもの」です。
検索語句からユーザーの悩みを解析し、その悩みを解決するであろうサイトを検索結果の一番上に表示させることをGoogleは目標としているからです。

その目標を達成する取り組みに協力するという姿勢が、コンテンツを作る側には求められるのではないかと考えるようになりました。
これまでは、「こう書いたらGoogleに評価してもらえるだろうな」などと邪悪なことを考えていましたが、「こう書いたらユーザーのためになるだろうな」と考えてコンテンツを作成する意識が強くなりました。

個人的にはSEOに関して、本やネットに溢れているテクニックよりも参考になったと感じています。

この本を読んで、限りなく一次情報に近いものを知る有益性を改めて実感しました。

最後にGoogleが創業当時からミッションにしていることを紹介します。

「世界のすべての情報を整理してアクセス可能にする」
 このミッションに協力する姿勢を忘れずにコンテンツを作っていこうと思いました。
 
 
 

100分de名著 カント 純粋理性批判 西研 著

カント 純粋理性批判

100分de名著シリーズは、難解な思想や哲学がいつもとても読みやすくまとめてあるので、古典を読むのに慣れていない私のような人にぴったりなシリーズです。
読みやすくまとめてあるとは言っても、今回読んだ「純粋理性批判」は原典が非常に難解であるため、内容を理解するのに苦労しました。

この本を読んで「認識すること」の奥深さを感じました。
カントの認識論によると、私たちは物自体を認識できないというのです。
これはどういうことかというと、まずカントは客観的な物そのものの世界である「物自体」と、私たちの心に現れる主観的な世界である「現象界」の二種類があると考えました。
そして、私たちが普段認識しているものは「現象界」で形づくられたものであり、物自体を捉えることはできないと述べました。

とてもわかりづらいと思うので、例をあげます。
例えば、リンゴが目の前に置いてあるとします。
カントの認識論によると、私たちは目の前にあるもの見て自分の主観の中でリンゴが形づくられることで、そこにリンゴがあると認識しているということになるのです。
私たちは、客観的にリンゴを認識しているのではなく、主観の中(現象界)でつくられたリンゴを認識しているそうなのです。

つまり、人間は主観を通してのみ物ごとを認識しているということになります。

この点についてもう少し掘り下げると、「客観的に目の前にあるリンゴの存在を私が受け取っている(客観→主観)」と私たちは普段考えていますが、カントは「私がこれはリンゴだと思うからりんごが目の前に存在する(主観→客観)」と考えました。
このように、カントは認識に関して発想を転換することを提唱したのでした。

余談ですが、「コペルニクス的転換」という言葉は、カントが自著でこの発想の転換をコペルニクスの名前を引き合いに出して説明したことから生まれたそうです。

そして、現象界で認識する際に用いられるのが私たちの経験なのですが、これ以降は本当に複雑な話になり、私自身もしっかりと理解できていないのでここででカント認識論の説明を終わります。

私はこれまで、認識することについてあまり考えたことがありませんでした。
「人それぞれ物ごとの見方や考え方は違うよなぁ」くらいしか考えておらず、なぜ見方や考え方が違うのかなどは全く考えていませんでした。
この本は、これまで考えてこなかった認識という行為について考えるきっかけになりました。
カントの主張を取り入れるかどうか別として、自分がどのように物ごとを認識しているのか、なぜそのように認識したのかなどを考えることは非常におもしろく感じました。

自分の知らないことや考えていないことがまだまだたくさんあるので、もっと勉強せねばと思いました。

 

ぼくらの仮説が世界をつくる  佐渡島庸平著

僕らの仮説が世界をつくる 佐渡島庸平

著者は、漫画「ドラゴン桜」や「宇宙兄弟」編集者として活躍しており、現在は作家エージェント会社である「コルク」の経営をしています。

この本の中で最もタメになったことが、誤った判断をしないために行っている著者の取り組みです。

著者は自分の感情が、重要な意思決定に影響を与えてしまいかねないことを問題視していました。
多くの人は、うまくいっていない時は必要以上に臆病になりながら判断をしてしまったり、一方でうまくいっている時はがさつな判断をしてしまったりします。
感情の起伏の中で意思決定を行うと、どうしてもミスが発生しやすくなります。
そこで、著者は自分の感情に目を向け、感情を冷静に観察することで意思決定によるミスを減らすことができるはずだと考えました。

と、ここまではこの本以外でもよく聞く話だと思います。
「誤った判断をしないために自分を客観視しましょう」などは、色々なところで何度も言われていると思います。
しかし、自分を客観視するための具体的な方法まで提案されたことは少ないのではないでしょうか。

自分の感情を観察し、謝った判断を防ぐために著者が実際に行っている方法が非常に画期的でしたのでご紹介します。

著者が行っている取り組み、それは「ウェアラブルデバイスを使うこと」です。
ウェアラブルデバイスとは、心拍数や睡眠時間、睡眠の質を計測することができるスマートウォッチのようなものです。(厳密に言うと違うらしいですが何が違うかはよく分かりません)
著者は意思決定の際に、心拍数や睡眠の質などの数値が平常時と違う場合は、自分では冷静だと思っていてもその判断を一旦保留にするそうです。
これで、実際に誤った判断を防げたことが何度もあったそうです。

「そんな方法があったのか!」と思い、この本を読み終えるとすぐにウェアラブルデバイスを購入しました。

ウェアラブルデバイス
ウェアラブルデバイス

 

使ってみた感想としては、「すごい」の一言です。
睡眠に関しては寝起きの感じがよくないと思った時は、睡眠の質が低いことを示す数字が出ます。
不安や心配、緊張を感じる時には心拍数が上がったり、ストレス指数が高くなったりします。
体の状態に応じてこれだけ数値が変わるのかと驚きました。

ウェアラブルデバイスを使い始めて、自分と向き合う時間が増えたように感じます。
これまでは外側に目を向けていることが多く、自分の内側への意識がおざなりになっていました。

上の写真にもあるとおり、文字盤に現在の心拍数が表示されるのでその数値が一目でわかります。
時間の確認をするために文字盤を見るとこの数値が目に入るので、時間を確認するたびに意識の矢印が自分の方向に向くのを感じます。

今後デバイスをもっと活用して、自分と向き合う時間をより深いものにし、心と体を整理することで最善のパフォーマンスを発揮できるようにしたいです。

なんだか最後の方は本の紹介というより、家電の紹介みたいになってしまっていました。
しかし、それほど買ってよかったと感じているデバイスなので、ここまで読んでいただいた方にはぜひ一度使っていただきたいと思います。

 

おわりに

一月にこの連載記事を始めた時には、写真も文章もあまり力を入れていませんでした。
こちらの記事を見ていただくと、今回の記事との違いがわかると思います。

『1月に読んでよかった本』

世界の端っことはいえ情報を発信するわけなので、クオリティの低いものをつくってはいけないと思い、先月くらいから写真の画角や構図等に力を入れています。

 

この記事を書いている今(5/15)も若干バタバタしていますが、タスク管理をしっかりして実りある月にしたいです。

今月は6冊よみました。
4月に読んだ本

33/100